2008/1/31 木曜日

日本丸のメンテナンス

Filed under: — mtd @ 23:24:34

日本丸が神戸に入港した日、外は雨でしたが、入港セレモニーの後、

乗組員の皆さんが、日本丸の掃除をしていらっしゃいました。

突堤に下りて、ホースで水をかけたり、長い棒の先にローラーが付いたもので

磨いたり。

has110.jpg

こちらは、船首で、上から縄ばしごを下ろし、イカリに乗り移るところの

乗組員の方です。

上にいる方は、下の方が作業するための棒付きのローラーを下ろしています。

縄ばしごの下は、空中に垂れ下がっているだけで、固定されておらず

かなり不安定に揺れていたので、見ていてハラハラしました。

しかし、乗組員の方はすっかり慣れている様子で、全く動じる様子もなく

てきぱきと作業をこなしていらっしゃいました。

souj116.jpg

イカリに腹ばいになって、裏側の掃除をしているところです。

イカリは、普段は上まで上げておくそうですが、今は掃除の為に宙吊りにしている

ということでした。

身軽な行動を拝見して、尊敬するばかりです。

この後、突堤は封鎖され、2月6日の出港のセレモニーまでは、

立ち入ることができません。

この度の出港の際には、「登しょう礼」は行われません。

「新実習生が乗船直後の為」だそうです。

前回の実習生は、12月4日で船を下りると伺っていましたので、

今回の新しい方々は、まだ練習が十分ではないのでしょう。

今年は、これ以後、帆船の寄港の予定はないようです。

見納めになってしまうかと思うと、寂しく思います。

2008/1/30 水曜日

日本丸に接近

Filed under: — mtd @ 23:17:51

昨年の日本丸と海王丸のイベントのときは、人出が多くて、

船から約10mほどまでは縄が引かれていて、近くに寄ることができませんでした。

今回は、少しの辺りだけ縄が引かれていましたが、比較的近くまで寄って

見ることが出来ました。

セレモニーの後、乗組員の皆さんがメンテナンスをされていました。

met100.jpg

こちらは、突堤にある“とある”場所で、なんと水道なのでした。

突堤にあって、乗組員の方が作業を始めたときは、

「こんなところに水があったの?」と大変驚きました。

手前にあるのは、水道メーターで、水を船に汲み上げるときに設置し、

使用した分の水道料金を神戸市に支払うそうです。

suike103.jpg

↑左手に試験管を持って、ホースに繋ぐ前に水質検査をしているところです。

こちらは飲み水になるそうで、1立方メートルの水道料金が、神戸市では

¥650だとのことでした。

作業していらっしゃった方が、「神戸は水の値段が安くて、しかもおいしい。

神戸の人はいいですね。」 と言ってくださいました。

日本丸の1日の水の平均使用量は、約30トンだそうで、「最近の子(実習生)は、

お風呂なんかで水をよく使うからねぇ。」とおっしゃっていました。

この作業で、240トン入れるそうで、6〜7時間かかるそうです。

船で生活するのは大変なことだと思いました。

そして・・・・・今日の神戸新聞の朝刊に日本丸の記事がありましたが、

やはり少し載っていました・・・・・

2008/1/29 火曜日

日本丸、来神

Filed under: — mtd @ 22:47:30

本日、日本丸が来神し、入港セレモニーがあるとのことで、

喜び勇んで行って参りました。

昨年12月1日に出港してからわずか2か月ほどでの再来神です。

昨年は、海王丸と船2隻が同時入港し、帆を張る「セイルドリル」、一般公開、

出港時に、実習生がヤードに登り、脱帽して「ごきげんよう」を三声する

「登しょうれい」など、盛りだくさんのイベントが行われ、

3日間で延べ約115000名が訪れたということです。

amen95.jpg

あいにく今日は、雨でした。

前回は、突堤には人が一杯で、遠くからでも人だかりが見えましたが、

今日は全く観客の姿が見えませんでした・・・・

今回は、一般公開はなく、事前にほとんど宣伝もされませんでしたので、

静かな入港となりました。

ブラスバンド等、入港のセレモニーが行われたのですが、

なんと見学者は、私達だけ!

神戸市立の幼稚園児が入船して見学するのですが、その園児達と、

私達だけでした!

さすがに恥ずかしかったです。まさか、どなたもいらっしゃらないなんて!

確かに宣伝されていなかったので、日本丸が入港するのは

周知ではなかったのでしょう。

神戸新聞の方が取材にいらっしゃっていて、インタビューされてしまいました・・・

他にどなたもいらっしゃらなかったので・・・

明日の朝刊に載るかもしれません。

日本丸は2月6日まで停泊しますが、今日のセレモニーの後は、

突堤は閉鎖され、一般は入ることができません。

しかし、対岸のメリケンパークから見ることができます。

帆を張っていませんが、夜はライトアップが施されます。

今年は、これ以後の帆船の入港予定はないようです。

是非、この機会に“太平洋の白鳥”とも呼ばれる美しい姿をご覧ください。

ただ、港は大変冷えますので、日中も暖かくしてお出かけください。

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私達の後ろには、カモメばかりでした。

2008/1/25 金曜日

鳥6羽

Filed under: カービング, 生徒さんの作品 — mtd @ 0:26:53

先日に引き続き、にんじんで鳥の課題をしました。

tor93.jpg

今回は、6羽できました。

1羽1羽、微妙に表情が違うので、並べてみると皆でおしゃべりをしている

ようです。

2008/1/23 水曜日

足付きの鳥

Filed under: カービング, 生徒さんの作品 — mtd @ 20:06:48

鳥のカービングをしたいと思いました。

私は、野菜や果物をカービングしたものは、なるべく料理して頂きたいと

思っております。

鳥を作るときは、くちばしや目を始め、羽を広げた姿となると、

それぞれのパーツを別々に作り、貼り合わせることが多いです。

貼り合わせるときは、接着剤を使うのですが、料理して頂くことはできません。

“飾る”という目的だけを考えるとそれでいいのですが、

折角時間をかけてカービングしたものを有効に使いたいので、

“飾って”、“料理して”、“頂きたい”と思っています。

貼り合わせないとすると、一つの塊から切り出すのですが、

大きな野菜は少なく、大根か親芋か・・・・というところです。

今の旬の大根でも鳥を作りますが、繊維の“キメ”が荒いので、

繊細な形状を形作るをのが難しいです。

にんじんの方が 繊維の“キメ”が細かいので細工がしやすいことと、

大きくないので、頂きやすい大きさの鳥ができると思いました。

ator96.jpg

出来上がったのは、体長8cmほどの鳥です。

目は別の素材を貼り付けることが多いのですが、今回は貼り付けませんので

そのままにしています。

また、鳥を作るときに一番気になるのは、足を作るかどうかということです。

今回は、足も切り出して作りました。

鳥はバランスが難しいのですが、Y様がかわいらしく作ってくださいました。

2008/1/18 金曜日

お料理された色付き大根

Filed under: カービング, 生徒さんの作品, 珍しい野菜, 料理 — mtd @ 0:52:29

受講生のYさまが、色付きの大根で作った「ひまわりの花と葉っぱ」を

お料理してくださいました。

yohim.jpg

左の花は紫大根、右の花は紅心大根、葉っぱは青長大根です。

中華風の味付けで、“サラダ油とほんの少しのごま油に、花椒と赤唐辛子を入れて

熱したところに大根を入れてサッと炒め(軽くあおる程度)、お砂糖、お酢、お醤油、

塩を使った漬け汁に漬け込んだ”そうです。

大根は、元々の色が違うので、分けて漬けることをお勧めし、その通りそれぞれに

分けて漬けてくださったそうです。

元の大根の色とはかなり印象が違って(前々回のブログ参照)、赤系の色に

なりました。

すごくかわいらしいと思います。

こんなお料理が出てきたら、歓声を上げてしまいそうです!

2008/1/17 木曜日

紫大根の蘭

Filed under: カービング, 生徒さんの作品, 珍しい野菜 — mtd @ 21:14:15

紫大根で、蘭の課題をしました。

こちらは、Mさまの作品です。

mit92.jpg

紫大根で蘭を作っていると、タイ航空を思い出しました。

タイ航空のイメージカラーは、このような紫色です。

また、入国の際に生の蘭を使ったコサージュを配って頂けるときがあります。

他の花をカービングしていたときは、全く気が付かなかったのですが、

この紫色の蘭で、タイを思い起こしました。

タイも今は冬で、比較的過しやすい気温だと思います。(と言っても、南国ですので

日本人の私にとっては、やはり暑いのですが)

乾季のため、雨も降らないので出歩くのには良い季節です。

タイの街も年々新しく変わっていきます。しばらくご無沙汰しておりますので、

懐かしくなりました。

2008/1/15 火曜日

紫大根で作ったひまわり

Filed under: カービング, 生徒さんの作品, 珍しい野菜 — mtd @ 23:12:57

最近気に入っている紫大根をレッスンで使おうと思い、どのようなモチーフが

よいかと考えました。

紫大根や紅心大根など、色のある大根は、煮ると色が飛んでしまい、発色が

悪くなって美しくないので、そのまま生で薄くスライスしてサラダに入れたり、

大根おろしにしたりするのが良いと思います。

特にお勧めなのは、先日のブログでご紹介したように、酢に漬けると発色が

よくなるので、甘酢に漬けるのをお勧めしております。

甘酢に漬ける場合、厚みのある花は食べにくいので、平たい花の課題に

したいと思いました。

mats95.jpg

手に入った紫大根と紅心大根の直径が10cmほどあって、普通の大根に比べて

かなり太く、大きな直径の花ができるので、季節外れですが、“ひまわり”にすること

にしました。

こちらは、Mさまの作品で、花は紫大根、左側の緑の葉っぱは青長大根、右側の

ピンクの葉っぱは紅心大根で作ったものです。

出来上がった花は大輪で、おせんべいくらいの大きさになりました。

外は本格的に寒くなって参りましたが、初夏のように爽やかな作品になりました。

2008/1/14 月曜日

紫大根の甘酢漬け

Filed under: カービング, 生徒さんの作品, 珍しい野菜, 料理 — mtd @ 0:40:57

昨年の年末に、おせち向けのレッスンをし、その時にんじんで「ねじり梅」を

作ったのですが、Kさまが自宅で紫の大根でねじり梅を作ってくださいました。

neimura.jpg

↑こちらが生のままの「紫大根で作ったねじり梅」です。

とてもきれいな紫です。

そして、こちらの大根を甘酢に漬けてくださいました。

tuke.jpg

そうすると、こんなにきれいなピンクになったそうです。

もともとは白と紫のまだらで、それを漬けると紫だった部分がピンクになったので、

白とピンクのまだらになったそうです。

そして、さらに時間が経つと、全てがピンクに染まってしまったとか。

色付きの大根は、酢に漬けると発色がよくなりますが、こんなに色味が変化する

のは珍しいです。

私も早速試してみると、酢に漬けたらみるみるうちに、色がピンクになりました。

味もクセがなく食べやすいので、しばらくは紫大根のカービングを楽しみたいと

思います。

2008/1/12 土曜日

小花のアレンジ

Filed under: カービング, ソープ・カービング — mtd @ 23:09:45

小さな花のソープ・カービングのアレンジをしました。

kob94.jpg

一つの花の種類だけを作り、まとめました。

私は、リボンが好きで、デザインが気に入ると、何色か一度に買っています。

リボンの巻きは、それぞれ直径が異なり、またかさばるので、

すっきりとストックしておくのが難しく、悩みのひとつです。

リボンをアレンジするときは、微妙な色や幅でイメージが変わるので、

数本の中から、どれがいいのか見比べながら検討します。

リボンの幅は、2mm間隔で広くなることもあり、その違いはかなり微妙なの

ですが、試してみて、イメージがぴったりと合ったと感じるときは、

気持ちのいいものです。

しかし、アレンジを自宅で検討しているときに、持っているリボンが気に入らない

ときも多く、「もう少し幅の細いのがあったらなぁ。」とか、「もっと違う感じのが

ないのかなぁ。」などと思うときは、作品を直接リボン売り場に持って行って

検討したくなります。

リボンの種類はかなりあって、自宅に揃えることなど無理な話ですが、

リボンのストックがたくさん欲しいです。

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