2008/3/29 土曜日

カルダバ・バナナのデザート

Filed under: カービング, 珍しい果物, 料理 — mtd @ 1:16:21

緑色をしているときに購入したカルダバ・バナナは、なかなか黄色く

なってくれそうにないので、黄色くなっているものを新たに購入しました。

「調理用バナナ」ということなので、火を通さなければならないかと思いましたが、

やはり1度そのまま頂いてみることにしました。

今回は、手で皮を剥くことができましたが、果肉をちぎろうと思っても、

果肉に粘りがあって、なかなかちぎれません。

そこで、がぶっとかじってみると、一般的なバナナより、実がモチモチとして

しっかりとしていました。

「ほのかな酸味がある」と書いていましたが、酸味は感じられず、

甘味がしっかりとありました。

ただ、気になるほどではありませんが、少し渋みを感じました。

私は、このもっちりとしてしっかりしたバナナがすっかり気に入りました。

また、このバナナはカットしても黒ずまないとのことでしたので、

生のままデザートにしてみました。

dezkar93.jpg

グラスの底に、カットしたカルダバ・バナナを入れ、グラスの高さの3分の1

辺りまで、スパークリング・ワインを注ぎました。

その上に、ヨーグルトとバニラアイスをしっかりと混ぜ合わせたものに

カットしたカルダバ・バナナとナタデココを混ぜたものを注ぎました。

(底に注いだスパークリング・ワインの泡が表面に出てきています。)

上に、ハート型に抜いたカルダバ・バナナの側面にココアパウダーを

付けたものと、カービングしたリンゴを置きました。

スパークリング・ワインがバナナの渋みをカバーし、ほどよい甘みの

大人の味のデザートになりました。

2008/3/26 水曜日

カルダバ・バナナ

Filed under: 珍しい果物 — mtd @ 2:32:01

先日、バナナの棚を見ていると、

カルダバ・バナナというフィリピン産の短いバナナがありました。

添えられている説明書を見ると、調理用バナナの一種と書いてありました。

kaba92.jpg

左に置いているのは一般的なバナナで、右に置いた緑色をしているのが

カルダバ・バナナです。

長さは短いのですが、太さは普通のバナナと変わらないくらいあります。

タイでも、揚げバナナにしたり、煮てココナッツ味の冷たいデザートにしたりと

火を通すことも一般的ですので、何かできるかなと思って買って見ました。

一度どんな味なのか、そのまま頂いてみようと思いましたが、皮を剥こうと

思っても、硬くて折ることもできません。

それで、ナイフを使って切ってみると、皮にヤニのような成分があるのでしょうか、

手がネタネタとし、なかなか取れません。ナイフに付いたものも、粘りついて拭いて

も付着した範囲が広がってしまい、なかなか取れなくて厄介でした。

皮ごとスライスしてみましたが、皮と果肉がしっかりとくっついていて、

果肉を外すことができず、またナイフで切り離しました。

頂いて見ると、少し渋い感じで、生のまま食すのには向かないようで、

フライパンで焼いてみました。

すると、甘味のないあっさりとしたサツマイモのようでした。

ただ、そんなにおいしいとは思えず、しっかりと火を通さないといけないのかも

しれないと思いました。

それでインターネットで調べてみると、「カルダナ・バナナは黄色くなってから

お召し上がりください。」とあったので、黄色くなるまで待ってみることにしました。

(カルダババナナを使った料理ーデザートーは次回アップします。)

2008/3/22 土曜日

丸いバラのソープ・カービング

Filed under: カービング, ソープ・カービング — mtd @ 22:36:38

mars104.jpg

野菜のカービングを初めて体験して頂く際の課題、“丸いバラ”を

ソープでアレンジしてみました。

前回のブログの「ふろふき大根」と同じデザインです。

3種類のソープで同じデザインの花を作りましたが、それぞれ硬さや

粘り気が違うので、カービングし易いものや、し難いものがあり、同じ雰囲気に

仕上げるのがなかなか難しいです。

同じ大きさの花を複数作るときは、まず最初の外形を全て揃えて作ってから

細かい細工に移ります。

今回は、外形が丸いので、最初に丸く形作るのが難題です。

作りたい花の大きさと手持ちのセルクルの大きさがうまく合うと、

形を抜くのに使えますが、今回は器の大きさに丁度合う大きさのものを

持っていなかったので、手でカットするしかありませんでした。

この作業が一番時間がかかります。

6個まとめて作るとヘトヘトになりましたが、出来上がった3色のバラを

並べてみると、なかなかかわいらしく、“ふっ”と気が抜けました。

2008/3/17 月曜日

大根のバラで作った“ふろふき大根”

Filed under: カービング, 料理 — mtd @ 23:08:35

shud106.jpg

丸いバラを大根で作りました。

手の込んだ細工の花は、勿論素敵なのですが、作成時間がかかるので、

数を作ろうとするとなかなか大変です。

ベーシックなデザイン程、作成時間がかからないので、日常的に作るのに

向いています。

このデザインは、私の教室で一番最初に体験して頂く課題です。

いつもはにんじんで作っていますが、大振りの大根で作ると、

どっしりとまん丸く、とてもかわいらしいです。

4cmほどの厚みでカットした大根を丸くして作っています。

(真上から撮影したので厚みがわからないのですが・・・)

こちらの大根も直径が6cmほどあるので、存在感があります。

ふろふき大根にして、茹でたにんじんの上に、肉味噌と粒マスタードを添えました。

大根が白いので、細部が写らず、暗い目の設定で撮影すると、

やはり暗い印象になってしまいました。

また、できたてホヤホヤのところを撮ろうとすると湯気で曇ってしまったので、

粗熱を取ってから撮影しました。

お料理の写真は難しいです。実際は、もっと白くて“おいしそう”だったのです!

2008/3/15 土曜日

プッチーナの料理(アミューズ)

Filed under: 珍しい野菜, 料理 — mtd @ 0:10:25

プッチーナを使ってアミューズを作りました。

pua117.jpg

お米のクラッカーの上に、プッチーナを敷きました。

その上に、カッテージ・チーズと白味噌をベースにしたものに、レッドキドニー・

ビーンズ、ガルバンゾー、マローファットピースを茹でて混ぜ、盛り付けました。

上に“にんじんで作ったバラ”とプッチーナを置き、前にはセルクルで抜いた

たくあんを立てかけました。

お米のクラッカー、プッチーナ、たくあんのそれぞれの歯ごたえが楽しい

アミューズとなりました。

2008/3/13 木曜日

プッチーナ

Filed under: 珍しい野菜 — mtd @ 22:40:35

百貨店の野菜売り場で、「プッチーナ」という初めて見る野菜があったので

購入してみました。

put126.jpg

佐賀産の野菜ですが、原産国は南アフリカだそうです。

サボテンのような多肉植物だそうで、葉(裏表共)や茎の表面には、

びっしりと水滴のような粒々がついています。

puup129.jpg

画像ではあまりきれいに見えませんが、実際には水滴のようでとてもきれいです。

「ミネラルが豊富で塩味がする」と書いてありました。

生のまま頂いてみると、薄い塩水のような味に加えて、酸味も少しありました。

今までに経験したことない不思議な味でした。

(プッチーナを使った料理は次回アップします。)

2008/3/10 月曜日

赤いレンコンの料理(アミューズ)

Filed under: 珍しい野菜, 料理 — mtd @ 0:52:31

赤いレンコンを使ってアミューズを作ってみました。

rer103.jpg
スライスして茹でた赤いレンコン(茹でたら紫色になりました。着色しておりま

せん。)を敷き、上にカッテージチーズと白味噌をベースにしたものに、

刻んだアーモンドと酒かす、ポアブルローゼを混ぜたものを盛り付け、

上にさっと湯がいた“にんじんをカービングした花”を乗せました。

斜めに赤い(紫)レンコンを立てかけ、後ろに紅立を置きました。

レンコンの優しい甘味が酒かすの味を引き立て、紅立がピリッと効いて

アペリティフが進みそうです。

2008/3/9 日曜日

赤いレンコン

Filed under: 珍しい野菜 — mtd @ 23:26:54

いつもお世話になっている八百屋さんに行くと、「レンコンが入ってますよ。」と

言われ、お店の方が指す方を見ると、赤いレンコンがありました。

お店の方曰く、「箱を開けたとき、最初は腐っているのかと思ったけど・・・」

とのこと。

めずらしいので早速購入してみました。

さっと湯がいてみようと思い、薄くスライスして、沸騰した湯に入れると、

見る見るうちに色が変化して、びっくりしました。

青っぽい紫色になって、とても珍しいと思いました。
3re135.jpg

左は、ふつうのレンコン(生)、中央は今回購入した赤いレンコン(生)、

右は、赤いレンコンを茹でたものです。

味は普通のレンコンと変わりませんでしたが、もちもちしておいしかったです。

青い色は食欲減退色だと言われていますが、最近は赤や紫、黒などの色の濃い

野菜が注目されているので、このような色の野菜を見ると「栄養がありそうだな。」

と思って、私は逆に食欲が涌いてきました。

(赤いレンコンを使った料理は次回アップします。)

2008/3/8 土曜日

黒い大根

Filed under: 珍しい野菜 — mtd @ 23:07:38

前回のレッスンで、受講生のKさまが、「黒い大根がありました。」と携帯の画像を

見せてくださいました。(こちらはKさまが送ってくださった画像です。)

ku.jpg

「中は白いらしい。」とのことでしたが、まだ召し上がっていないとおっしゃっていた

ので、後日またお話を伺おうと思っていました。

先日、イグレック・ベガさまにランチに行き、前菜のプレートを頂いていると、

母が私に「これ何?」と聞くものがありました。

1部が黒く、他の部分がベージュっぽいものでしたので、「エリンギじゃない?」と

言うと、母が食べてみて、「きのこじゃなくて、野菜。」と言ったので、私も頂いて

みました。

「味は大根のような・・・」と思って、ピンときました!

これはKさまに見せて頂いた黒い大根ではないかと。

お店の方に伺うと、やはり黒い大根で、ヨーロッパではポピュラーな野菜だと

教えてくださいました。

料理に使われていたのは、縦方向の櫛切りで、しかも角は面取りされていたので、

黒い皮の部分は1部しか見えず、大部分は内側(ベージュでした)が見えていたの

で、元の丸い形は想像し難かったです。

皮は「ごぼうの皮を黒くしたような」印象でした。

味は大根なのですが辛味はなく一般的な大根より水分量が少ないようで、しっかり

した歯ごたえでした。

お料理に使われていた大根は頂いてしまったので、残念ながら画像はありません。

黒い大根以外にもめずらしい素材がたくさん使われていて、おいしいだけではなく

何の素材が使われているのか、ワクワクしながら楽しく頂きました。

また、Kさまが送ってくださった画像の黒い大根の左側にあるのも珍しい野菜で、

連山とかカリッコリーと呼ばれている野菜です。

こちらは3年ほど前に、タイのカービングのコンテストでディスプレイによく使われて

いたのですが、まだ頂いたことがありません。Kさまにお話を伺いたいと思います。

2008/3/7 金曜日

自動車運搬船、進水式2

Filed under: — mtd @ 0:29:10

tom133.jpg

赤い色の「せり出している部分」は船首の底で、陸地側に向いて停まっています。

進水の作業が始まりました。

船が勝手に滑らないように船を止めておく役目をする「トリガー」をはずす作業を

されているところです。大きな槌(つち)でトリガーを打ち付けると(中央3名の

方の手に槌があります。) 「カンカーン」という木を打った澄んだ音が、冷え切った

周囲に響きました。

すると、すうっと船が海のほうへ滑り出しました。

kus136.jpg

くす玉が割れ、頭上約20mほどの高さから舞い降りたの5色のテープと

色とりどりの風船が飛び上がって行く様は大変豪華で、待っている間に

体が冷え切ってしまった辛さと引き換えにできるほどの感動でした。

sai40.jpg

左は、進水式の仕事をされていた造船所の方々です。

また、右側は黒くてわかりにくいのですが、自衛隊の潜水艦で、修理の為に停泊

していたのでしょうか。その上にも造船所の方々が、ずらっと並んで進水式を

見守っていました。(点々と並んでいる影がそうです。)

実際に仕事に携わった方々の感動はどれほどのものでしょうか?

こちらの船は、3ヵ月で組み立てられたそうです。

帰りには資料を展示してある部屋も見学しました。

素晴らしい技術に圧倒させられました。

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