2007/8/31 金曜日

採れたて夏野菜!

こちらはTさまの作品です。

tosimori62.jpg

こちらの作品に使われている野菜とハーブは、

全てTさまが育てて収穫されたものです。

手前のラディッシュやにんじん、プチトマトに、葉っぱが付いているのが

いいですね。

にんじんは、そのまま丸彫りにし、余白を残さず全てに模様を入れています。

小ぶりのかぼちゃは、上側を中心とした模様が入っています。

また、会場では、アレンジに使われていたラベンダーがいい香りで、

季節感いっぱいの、野菜のアレンジでした。

ー◇ー・ ー◇ー・ ー◇ー・ ー◇ー・ ー◇ー・ ー◇ー

今回で、第5回お教室のパーティの生徒さんの作品の紹介を終わります。

毎年、参加者の皆さまの作品のレベルがアップしていると感じています。

当日、会場に飾りつけられた作品を拝見し、

出来栄えの素晴らしさに驚いておりますと共に、

誇らしい気持ちになりました。

パーティ開始直前に、個人の作品の飾りつけをして頂いたのですが、

お互いに、「こうした方がいいかもしれない。」

「この葉っぱを使ってみては?」など、相談しながら最終の仕上げをされていて、

会場は、熱気で包まれていました。

その様子に、私も気分が高揚し、ワクワクしました。

パーティを始めた頃は、カービングを生かしたアレンジは、どうすればよいか

想像するのも難しい方が多くいらっしゃいました。

なぜなら、このカービングの飾りつけとして、

お料理の盛り付けのようにすればいいのか、

フラワーアレンジメントのようにすればいいのか、

または、インテリアや雑貨のようにしたらいいのか、

色々なジャンルとして考えることもできますので、

どうまとめたらよいのかの方向性を決めることも、とても難しいのです。

最初の頃は、何をどう使っていいのかよくアドバイスを求められましたが、

今年は、 私の出る幕は、全くなかったです。(笑)

皆様が、ご自分でデザインを考え、仕上げていらっしゃいました。

素晴らしいと思いました。

皆様の情熱に感謝致します!

2007/8/30 木曜日

バラのスイカ

こちらは、Mさまの作品で、バラの花のスイカです。(スイカの飾り切り、カービング)

motida591.jpg

Nさまは、お家でもよくスイカのカービングをしてくださっています。

さすがシャープにカービングされていて、ラインに迷いがないですね。(笑)

慣れていらっしゃるのが伺えます。

今年のお盆にも、ご主人のお里の法事のお供えに、

お里でスイカのカービングをされたそうです。

現地で、ささっと30分ほどで仕上げたそうです。素晴らしい!

今年は、スイカをお盆のお供えとして、カービングしてくださった受講生の方が

数人いらっしゃり、大変喜ばれたと伺いました。

カービングが、日本でこのように喜ばれているなんて、

タイの方もご存知ないでしょうね。

タイの伝統工芸のひとつのカービングですが、日本とタイでは根本的に

素材が異なります。

日本では、日本ならではのカービングの楽しみ方が、

もっと広がるといいなと思います。

2007/8/29 水曜日

2つのソープ・アレンジ

こちらは、Nさまのソープ・カービングの作品です。

nakamura54.jpg

黄色いバラの花をたくさんカービングされ、2つのアレンジを作ってくださいました。

バラの花の大きさや雰囲気も揃っていて、

技術的に手が落ち着いていらっしゃると思います。

ケースにぴったりと収まる大きさに、アレンジがうまくまとまっています。

nakamura57.jpg

また、こちたもNさまの野菜のカービングです。

上のかぼちゃを中心に、両脇には黄色と緑のズッキーニ、

前にも小型のズッキーニと、赤ピーマン、にんじんの作品です。

こちらの写真は、作品の全体像なので、

ひとつひとつの細かい細工は見えにくいのですが、

アレンジの見せ方がとても素晴らしいと思います。

かぼちゃを台に乗せ、高さも出ていますし、

切り取ったフタの細工もよくわかるように、少し斜めに置いていらっしゃいます。

また、丸彫り中心の作品は、アレンジとしてまとめるのが難しいのですが、

グリーンの使い方で、アレンジに広がりが出たとともに、一つの作品として

きれいにまとめていらっしゃいます。

Nさまは、毎年パーティに参加してくださる方のお一人で、

毎年、アレンジの見せ方がグレードアップされていて、素晴らしいと思います。

2007/8/28 火曜日

冬瓜とスワン

こちらはTさまの作品です。

takiguti53.jpg

こぶりの冬瓜の中心にバラの花をカービングし、スカラップ模様で囲んでいます。

外側は、ウェーブが2段入っています。

冬瓜の皮の緑と、果肉の白のコントラストが効いて、すっきりと仕上がっています。

また、横には以前レッスンでカービングしたスワンがいます。

スワンは、本体が大根、くちばしはにんじん、目はゴマで作っています。

バランスよくシャープにできていて、かわいらしかったです。

鳥は、作り慣れるとそんなに難しくないのですが、

慣れないうちは、バランスが難しく、微妙に違うと、ねずみのようになったり、

魚のようになったり、不思議な動物に見えてしまうことがよくあります。

また、顔の表情も難しく、これもバランスが崩れると、

すべてが台無しになってしまいます。 カービングもイケ面でないとダメですね。(笑)

Tさまのこのスワンの仕上がりは、素晴らしいと思います。イケ面です。

2007/8/27 月曜日

黄色いメロンとお花のアレンジ

こちらはFさまの作品です。

fujiwara50.jpg

手前は、大根とにんじんで作ったバラと

にんじんで作ったアジサイの花のアレンジです。

こぶりながら、かわいらしくまとめていらっしゃいました。

後ろ側は、黄色い皮のメロンで、ひまわりの花です。

バランスよく、ほぼ全面に細工が入っていました。

カービングも、作者の雰囲気が反映されます。

自由でのびのびとした模様です。

Fさまの性格なのでしょうね!

2007/8/26 日曜日

冬瓜のキャンドルシェード

こちらはTさまの作品で、冬瓜のキャンドルシェードです。

tamada48.jpg

手前の葉っぱの上に置いてあるのが、葉っぱの模様をカービングしたフタです。

フタの部分を切り取って、下側の冬瓜の中味をくり抜いています。

本来は、中にキャンドルを入れるのですが、

当日は中に花瓶を置いて、アジサイの花を挿していらっしゃいました。

(上側が切れていて、すみません。)

花火のような雰囲気の花のモチーフで、夏らしい模様です。

大きくて存在感のある作品でした。

2007/8/25 土曜日

スイレンの花

こちらはKさまの作品です。

kawaguti45.jpg

以前、こちらのブログでもご紹介したのですが、

パーティの為にもう一度、ご自宅でカービングしてくださました。

Kさまは、カービングを始められてまだ1年経っていないのですが、

お一人でここまでの作品がお出来になるのは、素晴らしいと思います。

お皿に水を張って、本当にスイレンが水に浮かんでいるように見えます。

白は大根、黄色はかぼちゃ、オレンジはにんじんです。

葉っぱの濃い色の方はかぼちゃ、薄い色はきゅうりです。

葉っぱも2色あって、涼しげな印象になっています。

お皿の下に敷いた葉っぱも、アレンジに広がりが出て、

成功されていらっしゃると思います。

2007/8/24 金曜日

バラのソープのアレンジ

こちらは、ソープのバラいっぱいのTさまのアレンジです。

takiguti43.jpg

一番上の白いバラと下の葉っぱは、アートフラワーですが、

その他のブルーとピンクのバラは全てソープカービングです。

こちらの作品は、パーティの4日前から作られたものです。

これだけのバラの数を4日間で作られたのには、拍手!です。

同じ大きさの花を揃えて複数作るのは、かなり難しいです。

また、1輪(反対側にももう1輪あります。)のブルーのバラが入って

色のバランスも素敵です。

配置もこんもりとバランスよく、きれいにアレンジされていらっしゃいます。

ソープは結構重さがあるのと、また壊れやすいので、

会場まで持って来られるのが大変だったと思います。

お疲れさまでした。

2007/8/23 木曜日

2色のズッキーニ

こちらの作品は、Sさまの作品です。

メインになっているのは、黄色とグリーンの混ざった奥のズッキーニです。

1sibata.jpg

丁度高さの半分くらいのところで、色が変わっていて、

そこを花の中心にして、花をカービングされています。

野菜は生き物で、それぞれに個性があって、

“たまたま偶然の産物”を見つけたときは、それを生かすカービングができます。

逆に言うと、2度とできないカービングになります。

個性的な素材をみつけると、ワクワクします。

こちらのズッキーニの作品は、その例ですね。

他の作品も、全て大きめで、迫力のある作品でした。

カービングは、細かい細工のものより、

大きな細工の方がバランスが取り難く、

また正確に長いラインをカットしなければならないので難しいです。

ズッキーニの右は、加賀きゅうりの丸彫り、

その右は、 にんじん1本そのままの長さの葉っぱです。

青は、大根を食紅で着色したもの、一番手前はビーツです。

2007/8/22 水曜日

ソープのお花

こちらはSさまの作品で、ソープカービングです。

4sonin39.jpg

ワイングラスに花のポプリを入れて、ソープのお花を飾っています。

左の緑の葉っぱもソープで出来ています。

ソープカービングはかわいらしいイメージになることが多いですが、

このようなアレンジですと、大人っぽい雰囲気になっていると思います。

最近は、きれいな色のソープがなかなか手に入らなくなりました。

“きれいな色”のソープだけではなくて、ソープ自体が少なくなってきました。

液体のボディソープの需要が増えたせいかと思います。

また、ナチュラル嗜好になってきたため、

着色料のはっきりとしたソープは敬遠されているのでしょう。

白っぽいものか、ベージュのような色が主流になってきています。

ソープカービングの作品作りとしては、バリエーションが少なくなってきていて

残念です。

ソープカービングには、このような色とりどりのソープがあると楽しいですね。

一つ一つのお花もバランスよくすっきりと仕上がっていると思います。

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