シェリムアップ、カンボジアの素晴らしい彫刻
カンボジアのシェリムアップには、よく知られているアンコールワットやアンコール
トムの他にも多数の遺跡があり、どちらの遺跡も素晴らしく、何か所も訪問する
と、私の小さい容量の頭が飽和状態になるほどでした。
遺跡の壁に隙間なく施されたレリーフ彫刻は、当時の生活様式を豊かに表現し
たり、時間があれば、端から端まで順を追って、物語を読むように見てみたかっ
たです。
私は何カ国かのアジアの国を訪れたことがありますが、その中でカンボジアの
彫刻のデザインが最も私の好みでした。
偶像は、恐らくその国に暮らす人々をモデルとしてデザイン的に美しくデフォルメ
されて作られているのだと思いますが、日本の仏像は、丸顔、鼻は低めで目は
横長の1本ラインのよう、ボディラインは寸胴、スリランカの仏像は仏像は、鼻筋
が長く、頬は細め、首も長くボディラインは、スレンダーな感じ。
カンボジアの偶像は、目がぱっちり、女性は放漫なナイスバディで微笑みを浮
かべています。動物も目がぱっちり。こま犬ならぬ、門番の獅子は、お尻が、ぷ
りっとしています。
私は、ベジタブル・フルーツカービング(ソープカービング)をしていますが、
カンボジアには、たくさんの参考になる彫刻がありました。