揚げたズッキーニ
先日のレッスンで、ズッキーニの丸彫りをしました。
このデザインは、1本のズッキーニの表面に
全く余白を残さずに模様を入れるもので、
配置を考えて模様を入れなければならない根気の必要な課題です。
まず、花を適当な間隔を空けて作り、
残った余白に “くまなく” 葉っぱの模様を入れていきいます。
全体のバランスを見ながら模様を入れていくので、
作成時間のかかる作品ですが、パシッと全ての模様が収まったときは
何とも言えない喜びと達成感があります。
さて、仕上がった作品ですが、どうやって料理しようかと悩みました。
折角まるごとカービングしたので、カットせずにズッキーニを丸ごと料理したいと
思いました。
そこで、ナスの揚げだしのようなイメージで、
湯がいてから素揚げにし、だしで煮てみました。
ズッキーニはかぼちゃの仲間ですが、油で揚げたらナスのように
シワシワになってしまうかもしれないと心配だったので
火がよく通るように先に湯がいたのですが 、
シワも寄らず、色もほとんど退色せず、
結構きれいに仕上がる素材だなと思いました。