ハニデューメロンで
前回のイエローメロンと基本的には同じ模様のハニデューメロンで、
Hさまの作品です。
前回のイエローメロンの作品より2周りほど大きかったので、
模様が少し大きく、ハートの模様も1段多く入れました。
よく熟れていたので、少しカービングが難しかったのですが、
すっきりと仕上がっています。
ハニデューメロンは、皮と果肉の色が濃淡で出るので、
目立たないように思いますが、上品な印象になるので、
私もカービングするのが好きな素材です。
前回のイエローメロンと基本的には同じ模様のハニデューメロンで、
Hさまの作品です。
前回のイエローメロンの作品より2周りほど大きかったので、
模様が少し大きく、ハートの模様も1段多く入れました。
よく熟れていたので、少しカービングが難しかったのですが、
すっきりと仕上がっています。
ハニデューメロンは、皮と果肉の色が濃淡で出るので、
目立たないように思いますが、上品な印象になるので、
私もカービングするのが好きな素材です。
こちらは、Nさまの作品です。
皮が黄色く、果肉は少し緑がかった色でした。
ハートのモチーフのメロンに初めて挑戦されました。
小ぶりのメロンでしたので、細工は細かい目になりました。
大変だったかと思いますが、きれいに完成しました。
食べごろシールが貼ってあったので、柔らかいかもしれないと心配でしたが、
果肉はしっかりとしていました。
お味はいかに?
5月29日のブログのかぼちゃと同じ模様を
大根で作ってくださいました。Kさまの作品です。
白くて見えにくかったので、食紅で着色されました。
フワフワとした優しい雰囲気になりました。
同じ模様だとは思えないほど、かぼちゃのときとは印象が違います。
実は、スイカのカービングとも同じです。
最近、この模様は人気があって、皆様よくカービングされています。
様々な素材に活用できるデザインです。
使用する素材によって、雰囲気が違うのでとても面白いです。
Nさまのメロンとズッキーニの作品です。
ズッキーニは、お家で仕上げて持ってきてくださいました。
ご自宅で収穫されたもので、かなり立派な大きさで、細工も映えていました。
素晴らしい出来だと思います。
以前にしたハートのモチーフの復習をされたいとのことで、
レッスンでは、メロンをカービングしました。
ハートは、左右のカーブを対象にカットするのが難しいのですが、
今回はじっくりと取り組んでくださったので、レッスンの最後には、
きれいなハートの形に仕上がりました。
Nさまは、お家でもよく復習し、次のレッスンで
「ここがよくわからないのですが・・・」と
実際にカービングしたものを持ってきて、質問してくださいます。
よく練習してくださっているので、はっきりと成果が出ていると思います。
Tさまの大根で作った朝顔と、きゅうりで作ったカニの夏らしい作品です。
小物や葉っぱも沢山ご用意くださいました。
大根の朝顔の花の葉っぱは着色し、雰囲気がよく出ています。
小物使いがお上手で、見事に“日本の夏”のアレンジが完成しました。
バラバラだった素材を一つの作品にまとめるときは、
「ああでもない、こうでもない。」と何種類か試しながら決めていきます。
少し余分目にアレンジの為の材料をご用意頂ければ、
選択範囲が広がって、試行錯誤しやすくなります。
Tさまは、ディスプレイ関係のお仕事をしていらっしゃいます。
ご用意くださった小物や葉っぱ類は作品のイメージにぴったりで、
「さすが!」でした。
今回は、カービングを始めて間もないKさまの作品をご紹介します。
やはり、カービング・パーティの為のアレンジのレッスンで、
大根のダリアの花とにんじんの葉っぱをカービングされました。
この課題は、ベーシックなものですが、お料理にも活用しやすいモーチーフで、
私が好きな課題のひとつです。
今回、基礎の方は、このダリアをメインにアレンジをして頂いています。
丸くこんもりとした形に仕上げるのが、意外と難しい課題です。
この写真ですと、右下のダリアの角度が斜め下を向いているので、
きれいな丸みに仕上がっているのがわかります。
カービングを始めてられて、今回でまだ5回目だとは思えない出来だと思います。
周りに置いたパセリの緑が効いて、
花も葉っぱもすっきりと美しく映えた作品になりました。
7月29日に、毎年夏に行っております、教室のパーティがあります。
その前のレッスンには、復習を兼ねて、各自アレンジに挑戦して頂いています。
今までの課題を使って、ひとつの作品に仕上げます。
しばらくは、生徒さんの作品を抜粋して、ご紹介して行きたいと思います。
こちらは、Kさまの作品で、“スイレン”です。
かぼちゃ、にんじん、大根を使ってスイレンの花をカービングされました。
葉っぱは、かぼちゃと白ウリです。
レッスンの課題は、花も葉もかぼちゃだけで作りましたが、
白ウリの葉が入って涼しげな印象になりました。
花も色とりどりで、かわいらしいです。
家でたくさんカービングしてきてくださったのですが、
Kさま曰く、「大根でスイレンの花を作るのは、壊れやすいですね・・・
にんじんもなんだかうまくいかなくて・・・
かぼちゃは硬いけど、この花はかぼちゃがカービングしやすかったです。
課題って、考えられてるんだなぁって思いました。」と。
よくぞ、言ってくださいました!
同じモチーフでも、向いている素材と不向きな素材があります。
例えば大根で作る花でも、にんじんではすっきりと仕上がらないモチーフもあり、
レッスンのときは、なるべくデザインと素材の組み合わせが
ベストになるようなものを、基本としてお教えするようにしています。
しかし、材料によっては色に変化が欲しくて、
レッスンの課題とは別の材料で挑戦したくなるときがあります。
そういうときに試してみて新たな発見があると、とてもよい勉強になります。
お家で頑張ってくださったからこその、貴重な体験だと思います。
先日のレッスンで、各自でスイカの手配をお願いしたところ、
スイカによって、バラの花のカービングの仕上がりが
全く違う雰囲気になりました。
左:Tさまの作品で、皮の緑が薄く、果肉がピンクっぽいスイカ
中央:Tさまの作品で、皮の緑が濃く、白い皮の部分が厚くて果肉が赤いスイカ
右:Hさまの作品で、小玉スイカ、皮の部分がほとんどなく、果肉が赤いスイカ
実際にナイフを入れてみなければ、果肉の色はわからないのですが、
スイカの果肉や皮の色によって、 印象がかなり変わります。
スイカの色とカービングのデザインがぴったり合い、
すっきりと美しく仕上がったときは、「ラッキー!」と嬉しくなります。
そういう時は、素材に助けられたと感じます。
野菜や果物は、ひとつとして同じものはありません。
生命の力強さを感じるときで、
野菜や果物をカービングする醍醐味のひとつです。
先日の「渦巻き模様のビーツ」は、2個しかなかったので、
少ししかカービングすることができませんでした。
何をカービングすれば、模様が活かせるのか迷いましたが、
マーガレットと蝶を作ってみました。
左の花と、右の花は、別の果肉から作りました。
左の方が赤みが強く、右の方はピンクっぽい色でした。
蝶は、皮の部分が赤かったので、羽根の縁や触覚とお尻の先が赤く出て、
かわいらしく仕上がりました。
5月中旬に、母に栽培を頼んだビーツが収穫できました。
どうやらラディッシュのような大きさの種類だったらしく、
小さなものでした。
上においてある白いものは、ペットボトルのフタです。
根の部分は小さいのに、茎と葉の部分はアンバランスに大きいです。
そして、根の部分を輪切りにしたものが、下に置いてあるものです。
きれいな渦巻きの模様になっています。
どんな感じにカービングすれば模様が活かせるのか、
少し考えたいと思います。
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