小さなイエローメロンのカービング
今までの復習を兼ねた自由課題のレッスンで、K様がイエローメロンを
持参されましたが、てのひらに乗るような小さいサイズのものでした。
以前、ハネデューメロンでカービングした課題をこちらのメロンで試してみる
ことになりました。
右に置いたのは、350mlのペットボトルです。
こちらのメロンの小ささがお分かりかと思います。
しかし、きっちりと模様をカービングしてくださいました。
手毬のようでかわいらしく仕上がりました。
今までの復習を兼ねた自由課題のレッスンで、K様がイエローメロンを
持参されましたが、てのひらに乗るような小さいサイズのものでした。
以前、ハネデューメロンでカービングした課題をこちらのメロンで試してみる
ことになりました。
右に置いたのは、350mlのペットボトルです。
こちらのメロンの小ささがお分かりかと思います。
しかし、きっちりと模様をカービングしてくださいました。
手毬のようでかわいらしく仕上がりました。
スイカをカービングしていると、途中で割れることが度々あります。
「ポン!」と弾んだ音がしたら、スイカに亀裂が入り、「キャー!」という
叫び声が上がります。
最初にナイフを入れたときに、いきなり割れることはあまりなく、ある程度細工を
入れたときに割れるので、割れたときにはかなりがっかりされるようです。
今回も、細工が半分ほど出来上がったときに、U様のスイカが割れました。
私も以前は、スイカが割れたら落胆していましたが、以前タイでコンテストを
見に行ったとき、参加していた尊敬しているシェフのスイカが3箇所も割れたの
ですが、それでも最後まで諦めずにきれいに作品を仕上げたのを見て、
素晴らしいと感動しました。
それ以来、スイカが割れても動じなくなりました。
今回も残念ながら、カービングの途中でスイカが割れてしまいましたが、
そのまま続けて最後まで仕上げて頂きました。
割れても美しく出来上がりました!
M様が、バターナッツかぼちゃをお持ちだったので、
キャンドル・ホルダーにしてみることにしました。
果肉をくり抜いて1cmくらいの厚みにし、表面に花と葉っぱをカービングしました。
その周りをランダムに切り抜き、中にキャンドルを入れて火を灯してみると・・・・
花の模様に陰影が出て、何ともいえない繊細で幻想的な印象になりました。
暗いところで静かにしてじっと見つめると、癒されるだろうなぁと思いました。
2008年8月3日(日)に、毎年行っております教室のパーティを
行うことになりました。
受講生の皆様にも自由参加で作品を展示して頂くのですが、
パーティの前の回のレッスンでは、作品展示の為と今までの復習として
自由課題としています。
こちらは、Kさまの作品です。
普段は、単独で花や葉っぱの課題をするのですが、このレッスンでは
器や小物をご用意頂き、作品としてまとめて頂くことができます。
Kさまは、ご自宅でたくさん作品を作ってきてくださったので、
とてもカラフルで豪華なアレンジになりました。
(ブルーの花は生花、細い葉のグリーンも生ですが、それ以外は野菜の
カービングです。)
今日は、日中にスコールのような激しい雨が降りました。
雷も鳴り、外に出るのに躊躇するほどでしたが、1時間も経たないうちに
止みました。
まるでタイの雨のようでした。
今はアジサイの美しい季節となり、ソープ・カービングの作品を作りました。
アジサイの花は、一種類の花をたくさん作ってまとめるとコロンと丸く
ブローチのようになってかわいいので、人気のある課題のひとつです。
また、花をひとつひとつバラバラにしても使えます。
細工としてはシンプルな花なので、にんじんや大根、イモ類などの野菜でも
簡単に作ることができ、お料理にも重宝します。
午前中にイベントを見学したのち、突堤の駐車場に車を駐車したまま、
会場近くにある教室に徒歩で行き、レッスンをした後、駐車場に帰ってくると
16時前で、丁度イベントが終了する間際でした。
私が駐車していた場所のすぐ横にも消防艇「くすのき」が停泊していました。
「くすのき」は他の船がほとんど白い色をしているのとは違い、真っ赤な色が
目を惹きます。
16時前に会場に戻って来られたら、見学できるかもしれないと思っていましたが、
丁度イベントを終えて出港していくところでした。
そして、大きな船が泊っている辺りを見てみると、帆船「あこがれ」もすでに
出港を始めた様子で、マストが日本丸に重なって見えていました。
↓(画像の左側の4本マストが「あこがれ」で、一番大きく写っているのが日本丸。)
船のスピードは結構速くて、「くすのき」は見る見るうちに遠くへ行きました。
↑(日本丸のすぐ右の小さな赤いのが「くすのき」です。)
すると、また手前に泊っていた「Dr.海洋」も出港を始めました。
(「くすのき」の右の大きめに写っている、下側が黄色い船です。)
面白いようにどんどん小さい目の船が順番に出港していきます。
いつもは船が行ってしまうのは寂しく感じるものですが、何隻も動いて行く様は
なんとも楽しく、おもちゃの船が動いているようでした。
日本丸、青雲丸、銀河丸の大きめの船は、 数日後の出港となります。
17時からは別の場所でレッスンがありますので、16時すぎには突堤を出て
向かわなければならないのですが、時間ギリギリまで出港の様子を見て、
大変満足した日となりました。
今回のイベントで期待していたのが帆船「あこがれ」の一般公開でした。
左に小さく見えるのは、タグボートの「竜王2」、右が「あこがれ」です。
「あこがれ」は大阪の南港を拠点に、一般向けにセイル・トレーニングを
行っています。
様々なコースがあり、帆船に憧れている私にとっては、興味のあるプログラムで、
一度見たいと思っていました。
「あこがれ」は52.2mの帆船で、110.1mの「日本丸」の約半分ほどの
全長です。
船体が低いので、突堤の高さより、下側に降りるような形で乗船しました。
こちらは、内部のベッドルーム。
なぜ、この画像のピントがブレているのかと言うと、「揺れが結構あるから」です!
実は、私は乗り物に弱く、特に船はすぐに船酔いしてしまうのです・・・・・
他の船は大きかった為、安定していて揺れをほとんど感じなかったので、
自分が船に弱いことを忘れていました。
「あこがれ」に乗った瞬間から、揺れを感じ、カメラのシャッターを押そうとすると、
こけそうになったのです。(ちょっと誇張しています!普通の方だとそう思わない
かもしれません。)
「あこがれ」は一般向けのトレーニングを行っているので、スタッフの方々は、
熱心に乗船を勧めてくださいました。
しかし、船の内部を一周しただけで、気分が悪くなってしまいました。
「早く降りなければ・・・・・でも、見ておくものは見ておかなければ・・・・」と、
息を殺して撮影を慣行しました。
息も絶え絶えに下船し、ほっと安心。
しかし、こんなに早く夢が打ち砕かれるなんて・・・・「あこがれ」のプログラムに
参加するなんて、到底無理だとわかりました・・・・
向こう見ずに参加申込みをして乗船した後を想像すると恐ろしいです。
ー・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・
隣に停泊していたタグボートの「竜王2」の見学は諦めました。
こちらのタグボートにもかなり興味があったのですが、「あこがれ」より小さな
「竜王2」に耐えられるはずがありません・・・・
後ろ髪を引かれながら、じっと見つめるしかありませんでした。
この後、他に小型の船8隻も手前の突堤に停泊していて見学が可能でしたが、
気分が優れずに断念。
丁度お昼前になったので、一旦仕事に向かうことにしました。
「せっつ」は海難の救助も行うとのことで、ロープを使って救助の体験もして
いました。
こちらは、「海猿では?!」と、ミーハーになってしまいましたが、
当然神戸の港にも海上保安官の方々はいらっしゃるのでしょう。
普段の生活ではお目にかかる機会がありませんので、興味津々となり
ました。さすがに、筋肉隆々!頼もしいです。
こちらは最後尾で、ヘリポートがありました。
残念ながら、当日は登載されていませんでしたが、上を歩いて参りました。
そして「せっつ」は内部も公開されていました。
操舵室には、コンピューター機器が所狭しと設置され、海上の船の情報が
瞬時にわかるようになっていました。
望遠鏡も数箇所配置されていて、何箇所かの望遠鏡を覗いてみましたが、
かなり遠くまで詳細に見ることが出来ました。
三宮の突堤に停泊している「せっつ」の望遠鏡で、なんと六甲山にある
ハーブ園の建物の窓が見えたのです!
海上の安全確保を担う仕事の一端を感じることができて、大変感動しました。
日本丸を見学し終わったときは10時前でしたが、隣に停泊していた
「せっつ」が10時より一般公開を始めるとのことで、私も列に並びました。
「せっつ」は、ヘリコプター登載巡視船で、四国沖などの遠距離海域での
任務についているそうです。
機関砲があったので、ドキッとしました。
さらにその後方には、機銃がありました。
「せっつ」は海上保安庁所属 。ふだん武器に接することはないので、
恐怖を感じます。
さすがにこちらの船は、ボランティアの方ではなく、海上保安庁の方が対応して
くださいます。階段も多いので、子供や年配の方などにも丁寧に案内されて
いました。今日は一般公開ですので、リラックスした雰囲気ではありますが、
皆さん、凛とした様子。女性も1割ほど勤務されているとのことでしたが、
このような皆さんが海の安全を守って下さっているのだと思うと、心強く思います。
まだ9時すぎでしたので日本丸の見学者は少なく、ゆっくりと見て回ることが
できました。
前回の日本丸の一般公開のとき、色々話をしてくれた実習生のHさんは、
「登しょう礼」のときに前から3番目にある「ミズンマスト」の一番上に登りました。
こちらは、ミズンマストの下から上を見上げたところです。
プラカードの説明を読むと、高さは43.9m。
高所恐怖症の私には、想像したくない高さです。
こちらは舵ですが、前回は午後に伺ったので人出が多く、この舵のまわりには
子供達が一杯でした。
舵を回してもいいのですが、記念撮影をされる方も一杯でしたので、
大人の私が舵を回してみることもできず心残りでしたが、
今回は誰もいなかったので、ちょこっと回してみました!
念願が叶って大満足。
早起きして来た甲斐がありました!
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