黒い大根
前回のレッスンで、受講生のKさまが、「黒い大根がありました。」と携帯の画像を
見せてくださいました。(こちらはKさまが送ってくださった画像です。)
「中は白いらしい。」とのことでしたが、まだ召し上がっていないとおっしゃっていた
ので、後日またお話を伺おうと思っていました。
先日、イグレック・ベガさまにランチに行き、前菜のプレートを頂いていると、
母が私に「これ何?」と聞くものがありました。
1部が黒く、他の部分がベージュっぽいものでしたので、「エリンギじゃない?」と
言うと、母が食べてみて、「きのこじゃなくて、野菜。」と言ったので、私も頂いて
みました。
「味は大根のような・・・」と思って、ピンときました!
これはKさまに見せて頂いた黒い大根ではないかと。
お店の方に伺うと、やはり黒い大根で、ヨーロッパではポピュラーな野菜だと
教えてくださいました。
料理に使われていたのは、縦方向の櫛切りで、しかも角は面取りされていたので、
黒い皮の部分は1部しか見えず、大部分は内側(ベージュでした)が見えていたの
で、元の丸い形は想像し難かったです。
皮は「ごぼうの皮を黒くしたような」印象でした。
味は大根なのですが辛味はなく一般的な大根より水分量が少ないようで、しっかり
した歯ごたえでした。
お料理に使われていた大根は頂いてしまったので、残念ながら画像はありません。
黒い大根以外にもめずらしい素材がたくさん使われていて、おいしいだけではなく
何の素材が使われているのか、ワクワクしながら楽しく頂きました。
また、Kさまが送ってくださった画像の黒い大根の左側にあるのも珍しい野菜で、
連山とかカリッコリーと呼ばれている野菜です。
こちらは3年ほど前に、タイのカービングのコンテストでディスプレイによく使われて
いたのですが、まだ頂いたことがありません。Kさまにお話を伺いたいと思います。