スイカそれぞれ(スイカのカービング、飾り切り)
先日のレッスンで、各自でスイカの手配をお願いしたところ、
スイカによって、バラの花のカービングの仕上がりが
全く違う雰囲気になりました。
左:Tさまの作品で、皮の緑が薄く、果肉がピンクっぽいスイカ
中央:Tさまの作品で、皮の緑が濃く、白い皮の部分が厚くて果肉が赤いスイカ
右:Hさまの作品で、小玉スイカ、皮の部分がほとんどなく、果肉が赤いスイカ
実際にナイフを入れてみなければ、果肉の色はわからないのですが、
スイカの果肉や皮の色によって、 印象がかなり変わります。
スイカの色とカービングのデザインがぴったり合い、
すっきりと美しく仕上がったときは、「ラッキー!」と嬉しくなります。
そういう時は、素材に助けられたと感じます。
野菜や果物は、ひとつとして同じものはありません。
生命の力強さを感じるときで、
野菜や果物をカービングする醍醐味のひとつです。