2008/11/16 日曜日

パパイヤのカービング

Filed under: カービング, 生徒さんの作品, 珍しい果物 — mtd @ 0:36:25

papay1.jpg

パパイヤのカービングをY様が練習してくださいました。

青い熟していない「野菜のパパイヤ」は硬いので、カービングするのには問題が

ないのですが、熟れた「果物のパパイヤ」は、桃のように果肉が柔らかくなって

カービングができなくなる場合があります。

こちらのパパイヤもかなり熟れていたそうで、間違って花びらに手が当たったら、

花びらが潰れそうになったそうです。

また、パパイヤは中が空洞になっているので、深くナイフを入れると穴が空いたり、

果肉が中に落ちてしまうこともあるので、注意が必要です。

カービングするには、なかなか厄介な素材です。

2008/6/8 日曜日

インド産マンゴーのデザート

Filed under: 食べ物, 珍しい果物, 料理 — mtd @ 2:17:00

私は、マンゴーは生のままで頂くのが一番好きです。

しかし、先日購入したインド産のマンゴーの香りと風味が濃厚だったので、

デザートにしてみたいと思いました。

まず、皮を剥いてミキサーでピュレにしました。

このピュレの状態で、どろっとして大変濃厚で、かなりおいしそうだったので、

思わずスプーンですくって頂きました!

鼻に抜ける強い香りと風味で、本当においしかったです。

あまりにおいしかったので、母にも一口!

デザートにせずになくなってしまってはいけないので、誘惑を断ち切り、

味見はここまでに。

インド産のマンゴーは、やはりインドの味。タイやフィリピンのマンゴーとは

微妙に違います。

そこで、インドをイメージしたデザートにしました。
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下側から上へと材料を流して作っていきましたので、下から書きますと、

マンゴーのピュレに寒天を混ぜたものを斜めに入れて固めました。

その上の白い部分ですが、インドということでカルダモンを白ワインと寒天とで

煮て、ヨーグルトと混ぜて固めました。

一番上には、下側と同じく、マンゴーのピュレに寒天を混ぜたものです。

上には、孔雀の飾り羽をイメージして“ぎょうざの皮”をカットし、

オイルを塗って焼いたものとミントの葉を飾りました。

ほのかに感じるカルダモンの香りが、インドの記憶を呼び起こしてくれました。

2008/6/3 火曜日

インドのマンゴー

Filed under: 食べ物, 気になったもの, 珍しい果物 — mtd @ 0:39:40

alfo168.jpg

インドのマンゴーが売られていたのを見つけ、早速購入してみました。

以前より生のインドのマンゴーを食べてみたいと思っていたのですが

なかなか見かけなかったので、半ば諦めかけていました。

形はコロンと丸く、アップルマンゴーの形に近いのですが、女性のにぎりこぶし位の

大きさで、アップルマンゴーと比べると小ぶりです。

皮の色もオレンジに近い赤みの黄色ですが、切ってみると果肉の方が赤みが

強かったです。

また、マンゴー独特の香りがかなり強いので、もしかしたら苦手な方もいらっしゃる

かもしれません。

スプーンで果肉をすくって頂いたのですが、香りが強いせいか、まるでピュレを食べ

ているようで、大変濃厚に感じました。

インド産の缶詰のピュレがありますが、正にこの味です。

アルフォンソ種とのことですが、デザートにするのに向いているのではないかと思い

ます。

デザートにすると、香りが抜けやすいので、このくらいしっかりと香りがあれば

デザートにしても存在感があると思います。

全ての農作物に言えることだと思いますが、タイで頂くタイ産のマンゴーの味は、

日本で売られているタイ産のマンゴーとは比べ物にならないほどおいしいです。

きっとインド産のマンゴーも現地ではもっとおいしいに違いないと思うと、

インドに行きたくなりました。

実は、インドには19年前に行ったのですが、マンゴーは全く口にしませんでした。

トロピカルフルーツも今のようにポピュラーではなかったので、インドにマンゴーが

あることさえわかっていませんでした。

今思うと、勉強不足だったことがとても残念です。

インドのマンゴーを使ったデザートは、後日アップしたいと思います。

2008/3/29 土曜日

カルダバ・バナナのデザート

Filed under: カービング, 珍しい果物, 料理 — mtd @ 1:16:21

緑色をしているときに購入したカルダバ・バナナは、なかなか黄色く

なってくれそうにないので、黄色くなっているものを新たに購入しました。

「調理用バナナ」ということなので、火を通さなければならないかと思いましたが、

やはり1度そのまま頂いてみることにしました。

今回は、手で皮を剥くことができましたが、果肉をちぎろうと思っても、

果肉に粘りがあって、なかなかちぎれません。

そこで、がぶっとかじってみると、一般的なバナナより、実がモチモチとして

しっかりとしていました。

「ほのかな酸味がある」と書いていましたが、酸味は感じられず、

甘味がしっかりとありました。

ただ、気になるほどではありませんが、少し渋みを感じました。

私は、このもっちりとしてしっかりしたバナナがすっかり気に入りました。

また、このバナナはカットしても黒ずまないとのことでしたので、

生のままデザートにしてみました。

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グラスの底に、カットしたカルダバ・バナナを入れ、グラスの高さの3分の1

辺りまで、スパークリング・ワインを注ぎました。

その上に、ヨーグルトとバニラアイスをしっかりと混ぜ合わせたものに

カットしたカルダバ・バナナとナタデココを混ぜたものを注ぎました。

(底に注いだスパークリング・ワインの泡が表面に出てきています。)

上に、ハート型に抜いたカルダバ・バナナの側面にココアパウダーを

付けたものと、カービングしたリンゴを置きました。

スパークリング・ワインがバナナの渋みをカバーし、ほどよい甘みの

大人の味のデザートになりました。

2008/3/26 水曜日

カルダバ・バナナ

Filed under: 珍しい果物 — mtd @ 2:32:01

先日、バナナの棚を見ていると、

カルダバ・バナナというフィリピン産の短いバナナがありました。

添えられている説明書を見ると、調理用バナナの一種と書いてありました。

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左に置いているのは一般的なバナナで、右に置いた緑色をしているのが

カルダバ・バナナです。

長さは短いのですが、太さは普通のバナナと変わらないくらいあります。

タイでも、揚げバナナにしたり、煮てココナッツ味の冷たいデザートにしたりと

火を通すことも一般的ですので、何かできるかなと思って買って見ました。

一度どんな味なのか、そのまま頂いてみようと思いましたが、皮を剥こうと

思っても、硬くて折ることもできません。

それで、ナイフを使って切ってみると、皮にヤニのような成分があるのでしょうか、

手がネタネタとし、なかなか取れません。ナイフに付いたものも、粘りついて拭いて

も付着した範囲が広がってしまい、なかなか取れなくて厄介でした。

皮ごとスライスしてみましたが、皮と果肉がしっかりとくっついていて、

果肉を外すことができず、またナイフで切り離しました。

頂いて見ると、少し渋い感じで、生のまま食すのには向かないようで、

フライパンで焼いてみました。

すると、甘味のないあっさりとしたサツマイモのようでした。

ただ、そんなにおいしいとは思えず、しっかりと火を通さないといけないのかも

しれないと思いました。

それでインターネットで調べてみると、「カルダナ・バナナは黄色くなってから

お召し上がりください。」とあったので、黄色くなるまで待ってみることにしました。

(カルダババナナを使った料理ーデザートーは次回アップします。)

2008/1/4 金曜日

フェイジョアの果実

Filed under: 食べ物, 珍しい果物 — mtd @ 23:37:41

年末に、受講生のHさまから、フェイジョアという珍しい果実を頂きました。

ご自宅の庭に、毎年たくさん生るそうです。
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上が果実そのもので、下は輪切りにしたものです。

(左に置いているのは、ペットボトルのフタです。)

果実が木から落ちてから2〜3週間置いて、熟してから頂くのがよいと伺い

ましたので、少し日にちをおいてから頂きました。

スプーンですくって頂いたのですが、今までに経験したことのない不思議な味と

食感で、すっかり気に入ってしまいました。

甘酸っぱい爽やかなりんごにスパイスを効かせたような豊かな芳香がし、

味はパッションフルーツに似ているかと思いました。

舌触りは、ざらざらとしていて、梨よりももっと荒く水分がないような果肉ですが、

口に残るほどではなく、心地よい存在感があります。

(トロピカルフルーツの釈迦頭、タイ名では、ノーイナーというフルーツのザラつきに

似ています。)

とてもおいしいのですが、少し“きつい”ような気がして、一度にたくさん頂くのは

控えておくことにし、少しずつ楽しみながら頂いています。

また、今年の年賀状の写真にも使わせて頂きました。

フェイジョアは、南米原産の木で、花もとても綺麗だそうです。

機会があれば是非拝見したいです。

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