2014,12,5タイ国王誕生日祝賀パーティ大阪
日本タイカービング協会の栄田先生とタイ王国大阪総領事館主催の
タイ王国87歳の誕生日祝賀パーティに行って参りました。
12月5日は、タイでは父の日になっています。
来場者にはろうそくが配られ、会場で点灯式が行われました。
11月に行われるタイを代表するお祭りのローイクラトン(灯篭流し)のような
イメージで、タイらしさを感じました。
会場の中央には、タイの国章のガルダの氷の彫刻が飾られていました。
タイでは目にする機会が多いガルダですが、神話に登場する神鳥なので、
実物を目にすることはできません。恐らく会場のホテルの方が彫ったと想像
しますが、馴染みのない日本の方が彫るのは、難しかったのではないかと
思います。
混雑した会場の中、透明で美しい氷の彫刻は、存在感がありました。
今年は、タイ国籍の方の短期滞在のヴィザが免除になったため、タイ人
入国数が昨年比70%増だったとのこと、今後益々タイと日本との交流が
深まりそうです。
パーティの中で、タイと日本との両国の国家斉唱や、総領事の祝辞のお言葉
の中に、タイと日本の両国とのことが語られることが度々ありましたが、 国家
斉唱は君が代を最初に、次にタイの国家を斉唱し、お言葉が語られる順も
「日本とタイ」のように、まず日本の方を先にしてくださっていたことに感銘を
受けました。
国が関係する事柄の際、まずは自国のことを一番最初にもってくることが
多いと思うのですが、今回のパーティでは、まず日本の事を先にしてくださった
ことに驚くとともに、タイの方の相手を思いやり、尊重する心遣いを感じました。