チェリモヤ
グァバを捜し求めているのと共に、シュガーアップルも探していますが、
なかなか見つかりません。和名は釈迦頭 (しゃかとう)、タイではノーイナーと
呼ばれています。
シュガーアップルはその名のとおり、“かなり”甘いのです。ただし、全く
“アップル”ではありません。
初めて頂いたときは、「砂糖よりも甘い???」と思ったほど、「甘ったるかった」
のです。(笑)
しかし、甘いものが大好きな私は、その濃厚な香りと甘さにノックアウトされました。
残念なことに、タイのグァバと同様に、シュガーアップルも手に入らず、なんとなく
見かけが似ているチェリモヤを見ていると、お店の方が「シュガーアップルよりも
おいしいですよ。」と勧めてくださったので、ひとつ買ってみました。
この写真では私の拳の方が大きく写っていますが、実際には私の手より一回り
大きいです。(私は女性で、手は小さいほうですが。)
切ってみると大きな黒い種がゴロゴロごろと入っています。
食べ頃のものを選んでもらったので、果肉は熟れて柔らかくネットリしているよう
でした。
チェリモヤは外側の皮が細かく鳥の羽のように分かれていましたが、中身は
別れておらず、ひとつでした。
シュガーアップルは、スナックパインのように、ひと房ひと房ちぎることができます。
チェリモヤは、独特の臭いがありました。ドリアンほどではありませんが、似たような
薄い臭いがあるので、好き嫌いの好みは別れるかもしれません。
食感は、洋ナシをもっと熟れさせたような、舌の上で簡単に崩れるような柔らかさ。
バナナとりんごを足したような風味で、少し苦味も感じます。
シュガーアップルは、苦味も臭いもありませんし、もっと甘味も強いです。
私の好みは、圧倒的にシュガーアップルの方でした。
※その後わかったことですが、タイ産のグァバとシュガーアップルの輸入は
解禁されていないとのことです。