2008/6/23 月曜日

カービング・プラス・アルファのレッスン決定

Filed under: カービング, 料理 — mtd @ 2:10:40

私は、“食べるカービング”を提唱しておりますが、

芦屋のアバンダンテ様で、カービングをした野菜を

ピクルスにまで仕上げるというプラス・アルファのレッスンを企画して頂きました。

通常は、カービングをするだけで時間的にもいっぱい、

また調理をするキッチンの設備がある会場もなかなかありませんでした。

しかし、 この度はゆったり2時間半(その後お茶とお菓子を頂きます。)の

時間を設定くださり、キッチンも使わせて頂きます。

piy103.jpg

↑こちらのように、にんじん、きゅうり、ペコロス(小タマネギ)をカービングし、

お一人に一瓶ピクルスを完成させます。

(野菜の数は、画像よりも多く仕上げます。)

ピクルスも味もなかなかおいしいです!(私のレシピです。)

また、アバンダンテさまの、ダイニングキッチンは“かなり”スタイリッシュです。

マンションの一室で、初めて伺ったときは、「今どきのマンションは、

こんな風にもできるのかぁ・・・」と思いました。

よく朝刊と一緒に入っているマンションの広告のお部屋とは、全くイメージが

違っていました。「さすがに芦屋のマンションは違う。」と思ったのでした。

こちらの素敵なダイニングキッチンも必見です。

レッスンの後には、アバンダンテさまでお茶とお菓子をご用意くださいます。

夏の日をゆったりと楽しみにいらっしゃいませんか?

詳しくは、こちらからどうぞ。

2008/6/8 日曜日

インド産マンゴーのデザート

Filed under: 食べ物, 珍しい果物, 料理 — mtd @ 2:17:00

私は、マンゴーは生のままで頂くのが一番好きです。

しかし、先日購入したインド産のマンゴーの香りと風味が濃厚だったので、

デザートにしてみたいと思いました。

まず、皮を剥いてミキサーでピュレにしました。

このピュレの状態で、どろっとして大変濃厚で、かなりおいしそうだったので、

思わずスプーンですくって頂きました!

鼻に抜ける強い香りと風味で、本当においしかったです。

あまりにおいしかったので、母にも一口!

デザートにせずになくなってしまってはいけないので、誘惑を断ち切り、

味見はここまでに。

インド産のマンゴーは、やはりインドの味。タイやフィリピンのマンゴーとは

微妙に違います。

そこで、インドをイメージしたデザートにしました。
inmd133.jpg

下側から上へと材料を流して作っていきましたので、下から書きますと、

マンゴーのピュレに寒天を混ぜたものを斜めに入れて固めました。

その上の白い部分ですが、インドということでカルダモンを白ワインと寒天とで

煮て、ヨーグルトと混ぜて固めました。

一番上には、下側と同じく、マンゴーのピュレに寒天を混ぜたものです。

上には、孔雀の飾り羽をイメージして“ぎょうざの皮”をカットし、

オイルを塗って焼いたものとミントの葉を飾りました。

ほのかに感じるカルダモンの香りが、インドの記憶を呼び起こしてくれました。

2008/6/4 水曜日

紫のさつまいも、オレンジのさつまいも

Filed under: 食べ物, 珍しい野菜, 料理 — mtd @ 0:30:12

鹿児島の物産展で、4種類のさつまいもを購入しました。

:果肉が紫のさつまいも

:果肉が白地に中心あたりに紫色が入ったさつまいも

:黄色地にオレンジ色が入ったさつまいも

:白っぽい皮で内側も白いさつまいも

さつまいもは必ず加熱するので、調理したらどのような色になるのか楽しみ

でした。

紫のものは、もっと濃い紫になり、白いものは、そのままでした。

オレンジのものがもっと濃いオレンジ色になるかと期待していましたが、

全体的に黄色くなりました。しかし、普通のさつまいもよりも鮮やかな黄色で、

とてもきれいだと思いました。

そこで、さつまいものデザートを作りました。

irsa114.jpg

紫のさつまいもがあるので、アジサイの花をイメージしてみました。

まわりに散らしたさつまいものチップスは、紫とオレンジのさつまいもを

素揚げにしたものです。

花は紫のさつまいも、両端の黄色い葉っぱは、オレンジのさつまいも、中央の

葉っぱは、白地に紫のさつまいもを素揚げにしました。

中心に盛ったのは、1cmのダイス状にカットした白いさつまいもと、

白地に紫のさつまいもを素揚げしたもの、同じくらいの大きさにカットした

くるみとマシュマロをメープルシロップで和えたものです。

同じさつまいもでも種類が変わると、火を通すとそれぞれに変化します。

紫のものは繊維質によって激しく変形しました。

アジサイの花にカットしたものも、繊維の状態によって、素揚げしたときに

収縮が異なり、ゆがんで仕上がってしまいました。

料理をすると、野菜や果物の特性に気付くことがあり、面白いです。

2008/5/16 金曜日

ラディッシュの料理ーネズミ型ー

Filed under: カービング, 食べ物, 料理 — mtd @ 2:04:35

ラディッシュの根っこの辺りを見ると、どうしてもネズミをカービングしたくなります。

食べ物にネズミとは・・・と思うのですが、根がリアルなシッポに見えるのです。

ramau117.jpg

今回のプレートは、ネズミが魚を追いかけているような、絵本っぽい架空の

ストーリーをイメージして作ってみました。

魚はミモレット(チーズ) 、泡に見立てたのは、すりゴマを加えたオーロラ・ソース

です。

海草っぽくカービングしたのはキュウリです。

ramup110.jpg

ネズミはラディッシュをカービングしたもので、背中の部分を切り取って、

ちりめん山椒を混ぜたマッシュポテトを詰めました。

その上にアーモンドをひとつ乗せています。

アーモンドの後ろに挿しているのは、キュウリで作った魚です。

すでに捕まえて背中に乗せているようなイメージです。

ネズミ型のラディッシュは、ひとくちでパクっと頂きました!

ラディッシュとアーモンド、それぞれのぱりっとした食感が心地よいプレートに

なりました。

2008/5/7 水曜日

ラディッシュの料理ーパスタとー

Filed under: カービング, 食べ物, 料理 — mtd @ 0:00:46

ラディッシュがお目見えする季節になりました。

サラダにお使いの方が多いかと思いますが、今回はパスタに添えてみました。

rapas100.jpg

中央は、ディルとサーモンを使った冷製のペペロンチーノで、上にイクラを乗せ

ました。

パスタの周りを、中央を丸く抜いたラディッシュのスライスで囲みました。

外側は、粒マスタードとヨーグルト、カレー粉で作ったドレッシングです。

ラディッシュもカービングをしますが、シンプルなこのカットも気に入っています。

数個作って料理に散らすのもかわいいのですが、たくさん作って水玉模様のように

したいと思っていました。

ラディッシュのスライスが、パリパリとして口当たり良く、さっぱりとしていました。

そういえば、冷製のパスタを作ったのは、今年に入って初めてでした。

まだ5月の初旬ですが、気候が暑くなって参りました。

2008/5/5 月曜日

かぼちゃのデザート(スイレンのカービング)

Filed under: カービング, 生徒さんの作品, 料理 — mtd @ 0:02:25

先日、レッスンでカービングした“かぼちゃで作ったスイレンの花と葉っぱ”を

Yさまがデザートにしてくださいました。

sudez.jpg

“かぼちゃのココナッツミルク汁”というレシピで作ってくださったそうです。

スイレンの葉の上に花を乗せ、小豆もかわいらしく乗っています。

甘さも良い感じで、美味しくできたとのこと。

彩りもバランスのよい盛り付けで、とても素敵なデザートですね!

こちらの花は、先をピンと尖らせるのが難しい課題です。

それに対して、葉っぱは丸くして切り込みを入れるだけの簡単な細工ですが、

とてもかわいらしくて、お料理するのに好きな課題のひとつです。

かぼちゃの黄色が明るくて、タイの陽気さを思い出させてくれるのです。

2008/5/2 金曜日

かぼちゃの料理(かぼちゃのボウルを使ったカリフラワーの料理ー2ー)

Filed under: カービング, 食べ物, 料理 — mtd @ 0:53:17

“かぼちゃをカービングしたボウル”に、カリフラワーを丸ごと入れたキッシュ風の

料理を切り分けて頂きました。

kabcake112.jpg

出来上がりの丸ごとのままも大きくて迫力があったのですが、

切り分けても高さがあって、なかなかの存在感がありました。

かぼちゃの縁に入れた“カービングしたバラ”は、焼いたので収縮して

判別し難くなりましたが、今回は、「カリフラワー」をメインにしたので、

カリフラワーに目立って頂きましょう!

下には、ブイヨンベースにみりんと醤油、砂糖、ゴマ、片栗粉でとろみをつけた

甘めのソースを敷き、インゲン豆で囲みました。

余白にはパプリカをカービングした小さな葉っぱを飾りました。

フィリングには、卵と生クリーム、長芋、コンビーフを使い、さらにかぼちゃの

分量も多いので、重たい料理になるかと思ったのですが、頂いてみると、

カリフラワーがあっさりしているので、バランスのよい仕上がりになりました。

余談ですが、バラの飾りが縁に均等な間隔で入っているので、

切り分けるのにとても便利でした。

2008/5/1 木曜日

かぼちゃの料理(かぼちゃのボウルを使ったカリフラワーの料理ー1ー)

Filed under: カービング, 食べ物, 料理 — mtd @ 1:31:36

先日の“かぼちゃをカービングしたボウル”は、カリフラワーを料理しようと思い、

カービングしたものです。

皆さんが、カリフラワーをどのように召し上がっていらっしゃるのか知りたくて、

伺ったのですが、「買わない。」とおっしゃる方も多く、カリフラワーの影が薄いことを

残念に思いました。

実際に、我が家でも、「カリフラワーは茹でてマヨネーズをかけて食べる。」くらいし

かしていませんでしたが、私がアジアに興味を持ち出した後は、カリフラワーを

料理する機会が増えました。

特にインド料理では炒め物にしたり、フリッターにしたりと、カリフラワーは活躍して

います。

私が気に入っているのは、カリフラワーのカレー(日本のカレールウのもの)、

カレーのスパイスの炒めもの、ホワイトシチューなどで美味しく頂いています。

以前、新聞で「生でジュースにできる。」という記事を読んでからは、フルーツや

他の野菜と一緒にジュースにしたりもしています。

味が淡白なので他の素材と組み合わせて使い易いと思います。

今日は少し大胆に、カリフラワーを丸ごと使った料理をしたいと思いました。

kabbak106.jpg

先日の“かぼちゃのボウル”に、カリフラワーを丸ごと入れて、キッシュ風に

してみました。

フィリングには、卵、生クリーム、長芋をすりおろしたものに、長芋の千切りと

コンビーフを炒めたものを合わせました。

カリフラワーとかぼちゃは予め電子レンジで加熱し、火を通しておき、

フィリングを詰めてオーブンで焼きました。

カリフラワーとかぼちゃの表面に卵の黄味を刷毛で塗ったので、カリフラワーの

表面は黄色くなっています。

画像は、出来上がった1部を切り取ったところで、カリフラワーの内側の白い

果肉の部分が見えています。

大きくて、迫力のある出来上がりになりました。

(プレートに盛り付けた画像は、次回アップします。)

2008/4/30 水曜日

かぼちゃのカービング(ボウル)

Filed under: カービング, 料理 — mtd @ 1:30:29

kabow102.jpg

かぼちゃの上側を切り取り、中味を取り出してボウル状にし、

縁にバラの花のカービングをしました。

こちらのデザインは、かぼちゃのボウルとしてはオーソドックスなものです。

同じモチーフをたくさんカービングするので、単調で忍耐力の必要な課題です。

カービングを習っていたとき、先生が「今日はこれね。」とおっしゃり、

初めてこのかぼちゃのデザインを見たときは、「とてもきれいだなぁ。」と

思いました。

ワクワクしながら取り組み始めたのですが、花の大きさも、花の形もバラバラ・・・

花を彫り進めるごとに統一感のないものになっていき、自分の技術のなさに

落ち込みました。

先生の花と何が違うのか、ひとつひとつ見比べながらカービングしたのですが、

やればやるほどわからなくなっていきました。

「真剣に取り組んでいたなぁ。」と、このデザインを見るたびに思い出します。

(かぼちゃのボウルを使った料理は、次回アップします。)

2008/4/19 土曜日

クリーパーの料理

Filed under: カービング, タイ, 珍しい野菜, 料理 — mtd @ 1:08:16

kulry110.jpg

先日購入した「クリーパー」を料理しました。

頂いてきたミニ冊子のレシピには、天ぷらや甘酢あえなどがありましたが、

まだ自分の中で味をはっきりと位置づけできていないので、

素材そのものの味を感じられるように、まずは、さっと湯がいてみました。

味見をしてみると、クセのないというより特徴のない味でしたので、

料理を選ばないと思いました。

kulup98.jpg

クリーパーの味が優しいので、他の素材も味付けを濃くしない料理にしようと

思いました。

今回、味を付けているのは、フルーツトマトの上にのせた「カッテージチーズ」

のみです。

フルーツトマトは、生のままで上側をカットし、中味をくり抜いてボウルにしました。

中に詰めたのは、ガーリックオイルと桜えびで味付けしたカッテージチーズです。

後ろ側に湯がいたオクラとカービングした“にんじんで作った葉っぱ”を挿しました。

フルーツトマトの上には松の実を並べ、最後に湯がいたクリーパーを一番上に

乗せました。(下はバルサミコのソースです)

クリーパーが花なので、脇に“にんじんで作った蝶”を添えました。

小さく見えますが、フルーツトマトの直径は約5cmほどあったので、

食べ応えのあるプレートになりました。

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