2012/10/10 水曜日

第10回教室のパーティ −受講生の方の作品 6 −

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こちらは、I 様の黄色いスイカの作品です。

龍の図柄が彫られています。

パーティの前にも、すでに御自宅で、何回か彫られておられ、通常、このような

図柄をメインにする作品は、皮を剥いて図柄を浮き立たせるので、浅い細工に

なることが多いのですが、慣れていらっしゃるので、彫が深く、しっかり立体感が

ありました。

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こちらも I 様の作品で、ハネデューメロンのバスケットです。

葉っぱの模様に沿って、ふたを切り取った形なので、すっぽりとフタが閉り、

閉ったときには、フタの開くところの境目がわかりにくく、メロンの丸彫りの

ように見えるので、フタを少しずらして飾ってくださいました。

このような作品は、フタを閉めてお出しし、目の前でフタを開けると、サプライズ

感がある楽しい作品です。

2012/10/9 火曜日

第10回教室のパーティ −受講生の方の作品 5 −

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こちらは、N様の作品です。

複数のソープを出してくださったのですが、ディスプレイに少し広がりがあった

ので、少し写真に収めるのが難しく、ひとつひとつのデザインが御紹介

できず、申し訳ありません。

中央の靴もソープで作られていて、とてもかわいらしたったです。

この1点を中心にして飾られたことで、全体が締まったと思います。

かかとも高くなっていて、立体感が出ていました。

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こちらは、T様のソープカービングの作品です。

連続の花びらの模様が、シャープでセンス良く仕上がっています。

合わせたグリーンも白い「斑入り」で、清楚な感じが統一感があって綺麗でした。

丁寧にカービングされていらっしゃるのが伺えます。

2012/10/2 火曜日

第4回タイカービングコンテストと王様のブランチ

Filed under: カービング — mtd @ 22:26:38

10月1日、日本タイカービング協会主催の第4回タイカービング

コンテストが無事終了しました。

今回は、月曜の開催でしたが、会場は盛況で、選手の皆様の白熱した

競技は、見応えがありました。

また、スタッフの皆様も、快くお手伝いに応じてくださり、それぞれの持ち場の

役割を果たしてくださいました。多くの方のお力をお借りしなければ、

このような大きなイベントは、成し遂げることはできません。

お世話になりました全ての方に御礼申し上げます。

写真を載せたかったのですが、写真を撮る時間がありませんでした。

私は、今年は審査員を務め、開会式で競技説明を行う予定でしたが、

声がガラガラで、代表の榮田先生に代わっていただきました。

表に見える部分は少ないと思うのですが、事前の準備は、かなり前の時期から

いろいろな事をやっています。

コンテストの前日に東京に行きましたが、その前の日は、睡眠時間が

取れませんでした。榮田先生も寝る時間がなかったそうです。

夜遅くまで、榮田先生、冨松先生とスカイプ会議をし、家を出る直前まで、

資料作成や確認をしました。

コンテスト前日は、夜に会場を準備の為に借りたのですが、台風の影響で、

予定時間より1時間早く会場が閉ることになり、前日に全ての準備が終了する

予定でしたが、朝に持ち越すことになりました。

会場が開く時間が、8:30で、コンテストの参加者受付が8:40に始まるので、

スタッフは、大わらわでした。

前日は、強制的に会場から出されたのですが、電車が間引き運転を

していた為、ホテルに戻るのも、かなり時間がかかりました。

前日の夜に書類の不備がわかり、榮田先生と私は、台風の中

早朝(深夜ですか)2時までコンビニに資料をコピーしに行ったり・・・

コンテスト開催前は、何度も何度も打ち合わせをするのですが、直前に

ミスが見つかったりします。

コンテスト前日は3時間ほど寝られましたが、その前の日は寝られず、

当日の朝起きたら、喉に痛みがあり、ガラガラ声になっていました。

毎回、コンテストの時に、私の声がおかしくなるので、コンテストの時にしか

お目にかからない方は、私の声はこれだと思っていらっしゃるかもしれま

せん。(泣)

ただ、選手の皆様が真剣に競技しておられる様子を拝見したり、授賞式で

嬉し涙を流されるお姿を拝見すると、感動します。

当日は、TBSの「王様のブランチ」という番組が取材にお越しくださいました。

今週の土曜に放送予定だそうです。

会場の様子が紹介されますので、是非、ご覧ください。

2012/9/11 火曜日

第10回教室のパーティ −受講生の方の作品4−

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こちらは、T様の作品です。

ビーツと大根のダリアがメインの作品です。

こちらのダリアは、中心に巻き込むような花びらの形で、大変時間のかかる

デザインです。

アレンジは、中央にまっすぐ高く伸びた葉っぱが印象的で、2種類の葉を

使っておられるのが、魅力的です。赤みのある色も良いですね。

また、左右のアシンメトリーの葉っぱの配置も素敵です。

中央の葉で直線的なシャープさと、右側の円形にした葉っぱが、曲線的で

動きがあって、適度に軟らかい雰囲気も加わって、センスのよい作品に

仕上がっています。

このままの形で持ってきてくださったとのことで、移動中に気を使われたことと

思います。

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こちらは、N様の作品です。

毎年、趣向を凝らして、楽しい雰囲気の作品を展示してくださいます。

レッスンでお教えする以外の個性的な作品をお考えくださるので、

今回はどのような作品をされるのか、とても楽しみにしていました。

今年は、冬瓜を手つきのバスケット型にして、持ち手に楽譜の模様が

カービングされていました。

周りには、カエル、トンボ、チョウ、鳥など、楽しい音楽会のようです。

ブロッコリーの上の花は、ズッキーニの端のところを使った花で、とても

かわいらしかったです。

2012/8/31 金曜日

第10回教室のパーティ −受講生の方の作品3−

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こちらは、Nj様の作品です。

黄色いメロンをメインににんじんと新生姜をカービングされました。

大き目のグリーンの葉っぱが、メロンの大きさとうまく合っていると思います。

タイカービングらしいデザインで、明るく元気なイメージのディスプレイに

なっています。

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こちらは、Nt様の作品です。

冬瓜の器をメインに、平たいズッキーニをカービングされました。

繰り返しの模様は、簡単に見えますが、綺麗に仕上げるには難しい

モチーフです。

モノクロボーダーのナプキンが効いていて、涼しげなディスプレイです。

2012/8/29 水曜日

第10回教室のパーティ −受講生の方の作品2−

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こちらは、K様の作品です。

パーティ直前のレッスンでは、薔薇のソープカービングをたくさん作っておられた

のですが、飾りつける器を持っておられなかったので、どのような作品にされる

のか、見当がつきませんでした。

当日は、時計の作品となっていました。

プリザーブドフラワーなど、他の素材の装飾をプラスして、ソープ・カービング

の薔薇単体よりも、さらに魅力が増しています。

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こちらは、Mu様の作品です。

手作りの石鹸でソープカービングをされました。

グリーンでうまく雰囲気が出ています。

昨年も展示してくださったのですが、昨年よりも立体的になりました。

作品展示にご参加くださる方は、毎年経験ができて、工夫してくださいます。

飾っているのを見ていると、簡単にできそうに感じるかもしれませんが、

実際にやってみようと思うと、意外とうまく決まらなくて、どうしてよいか

わからないものです。

最初からうまくできないのは当たり前ですので、まずはやってみて頂きたいと

思います。

2012/8/28 火曜日

第10回教室のパーティ −受講生の方の作品1−

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こちらは、Mo様の作品で、毎年スイカの個性的な作品を展示してくださいます。

今年は、人魚姫。

会場でも目を引く華やかなデザインでした。

毎回どのような作品をされるのか、期待しています。

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こちらは、Ma様のソープ・カービングの作品です。

普段から、ご自宅で練習されたソープ・カービングの作品を教室にお持ちくださ

います。日頃の努力を御披露くださいました。

かなりたくさんの作品をお持ちだと思いますが、今回は、アフタヌーンティーの

器に飾りつけてくださいました。

2012/8/20 月曜日

教室のパーティ −会場、神戸市舞子「ホテルセトレ」様ー

Filed under: カービング, お教室のパーティ — mtd @ 23:34:07

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2012年のお教室のパーティは、神戸市舞子の「ホテルセトレ」様で行いました。

駅からホテルに行く道は、海の目の前。明石海峡大橋の下を通ります。

橋の下を歩いて通っていくのは、大迫力です。

(左下の赤い円の中の人の大きさと比べてください。)対岸は、 淡路島です。

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ホテルまでの道は、一般の建物はなく、こちらの建物は、海辺に建つ「移情閣

(いじょうかく)」とも「孫中山記念館」とも言われる国の重要文化財です。

孫文が来日した際に歓迎会をしたという、日本で唯一の孫文博物館です。

JR舞子駅周辺の海岸は、神戸市の管轄なのでしょうか、山側には住宅が

広がっていますが、浜側には個人の建物はなく、風光明媚なところです。

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「ホテルセトレ」様は、海の前、そのすぐ向こうには海水浴場が広がっています。

パーティの会場の下見に訪れた際は、海水浴客は見かけなかったのですが、

8月5日のパーティ当日は、海水浴シーズン真っただ中で、ガラス張りの会場

から、ふと目を下に向けると、海水浴客と目が合わんばかりの近さ!

目下は、水着の方が一杯で、当日は、かなり驚きました。

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↑ こちらは、ホテルの玄関ですが、ロビー向こうのガラス窓から対岸の淡路島

が見えています。

会場選びで希望する点のひとつは、作品の写真撮影の為に自然光が入った方

が良いという思いで、なるべく日が差し込む会場を選んでいます。

こちらのお部屋は、海に面する南側が一面ガラス張りでしたので、十分な自然光

が入るので、とても良いと思ったのですが、当日は、日当たりが良すぎて、私の

カメラでは、露出オーバーの写真ばかり。(泣)

ご参加の方々との記念撮影も逆光になったり。(泣)

「光の加減で、お部屋での作品の配置も配慮が必要」と、勉強になりましたが、

皆様には、とても雰囲気がよい会場だったとのお声を頂き、ほっと安堵しました。

2012/7/24 火曜日

文字入りのスイカ

Filed under: カービング, 生徒さんの作品 — mtd @ 2:29:25

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こちらは、レッスンで「文字入りのスイカ」の課題をした時の、Ni様とNa様の作品

です。

文字の字体は何でも構わないのですが、形によっては、難しいものがあります。

事前に、文字の大きさなどの説明をして、各自で文字をご用意頂きました。

Na様は、「夏休み」という文字をご用意頂いたのですが、「夏」の字の空間が

それぞれ3mmほどしかなく、文字の間にも花の模様を彫っていきたいので、

ご用意頂いた「夏」の文字は、諦めて頂くことになり、「休み」の文字になりまし

た。

私が生徒としてカービングを習っていた時、この文字入りのスイカを初めて見

て、「こんなことができるの?すごい!」と感動しました。

文字は、上から張り付けたのではなく、先に切っておいて、その周りに花を配

置しています。文字の間にも、花の全体の形を想像しながら文字を傷つけない

ように気を付けながら慎重に彫って行きます。

また、変な余りが間に残らないように、配置を考えながら彫らなければなりませ

ん。

文字のない薔薇だけの模様を彫るのと、文字を配置した薔薇の模様を彫るので

は、倍の時間がかかります。

私も、最初のころは、文字なしの薔薇だけが7輪くらい入ったスイカは、2時間位

かかっていましたし、文字入りの薔薇は、4時間くらいかかっていました。

しかも、うまく配置がはまらず、変に隙間ができてしまったりして、完成させるのも

ままならないときもありました。

今年、新阪急ホテル様に日本タイカービング協会のレクチャーで伺った際、ハネ

デューメロンのデモンストレーションをする時間があり、文字入りの薔薇のリクエ

ストを受けました。時間は30分だったので、出来るかどうか少し心配でしたが、

文字を「Love」にし、文字数を少なくしました。文字が増えるほど時間がかかり

ます。

文字は、普段PCでアウトプットしたものを使うのですが、その場にはなかった

ので、筆記体にしてフリーハンドで仕上げました。

ハネデューメロンは、スイカよりも小ぶりなので、バラの花の数も少なくてよい

です。しかし、30分で完成させることができて、自分でも少し驚きました。

何でも練習次第でできるようになるものだなぁと思いました。

2012/5/31 木曜日

金魚ー作品展の準備のためのー

Filed under: カービング, ソープ・カービング — mtd @ 0:05:13

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私がレッスンをさせていただいている神戸、大久保のペレーネ様の

入り口のショーウィンドーに5月31日の午前中まで作品を飾ってくださって

います。

生徒さんの作品とともに、私の作品もございます。

また、6月7日(木)〜10日(日)まで、姫路のイーグレひめじ様で

KCC開設55周年教室合同作品展があり、そちらにも生徒様の作品と共に

私の作品も展示します。

今回は、金魚の作品を作成しました。

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前から金魚をカービングしてみたいと思っていて、今回挑戦してみました。

石鹸一つから切り出したもので、張り付けたパーツはありません。

難しかったのは、素材が石鹸なので、折れてしまったり、欠けてしまったり

すること。

作る前には、想像していませんでしたが、しっぽの部分は、厚みを薄くして

いる為、左手で持ってカービングしていると、石鹸は硬さがあるので、彫る

右手に力が入り、それに伴って石鹸を持っている左手にも力が入ってしまい、

ぼきっと折れてしまいました。

また、ひれの部分は、パーツが小さい為、ある程度力を入れなければ、石鹸を

切ることはできないのですが、力をいれるとぽろっと端が欠けてしまいます。

薄かったり細かったりするパーツは、なるべく力を入れないようにゆっくり彫り

ました。

完成できるまでには、途中で壊れてしまうものが続出し、さすがに凹みましたが

なんとか完成できるようになり、いろんな色で作ってみて、ひとずつ数が増えて

いくと、なかなかかわいいと思えてきました。

面白くなってきて、たくさん作りたくなったのですが、結構時間がかかるので、

必要数だけ彫りました。

額に入れて作品にしたのですが、写真が下手で、作品の写真を何枚撮っても

実物より格段に劣って見えて、全部削除してしまいました・・・

ご興味のおありの方は、是非、作品展示をご覧にお越しください!

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