バンコクのクイーン・シリキット・コンベンションセンターで行われた、
フルーツ・ベジタブル・カービング・オン・ステージに、初めて参加しました。
この競技会は、タイで最も大きなフルーツ・ベジタブル・カービングの競技会のひとつで、高級ホテルの一流の技術を持つシェフや、
タイでカービングを勉強している学校の方々が、腕を競い合います。
私がこの競技会を初めて見に行ったのは、約6〜7年前のことでした。どの作品も素晴らしく、圧倒されました。
当時は、まさか自分が参加できるようになるとは、思ってもみませんでした。制限時間は3時間、
直接会場でカービングの作品を作っていく様子を見たとき、まるで鉛筆でさらさらと文字を書くような速さでカットしていくので、
なんて速いのだろうと驚きました。それまで、そんなに速くカービングをしている人を見たことがありませんでした。
それからは、できるだけ毎年見に行くようにし、ずっと憧れてきた競技会ですが、でてみたいという欲求に駆られ、
無謀にも今年、挑戦することに決めました。
競技が行われる部屋は、とても広く、カービングの競技会場は、ギャラリーが入らないようにポールで囲われていました。
私の後ろにちょうどポールが置かれていて、背後にギャラリーの気配を感じながら、カービングをしました。
始まって5分くらい経ったとき、一瞬緊張しかけたのですが、ここで緊張すると、手が震えてカービングができなくなるので、
なるべくギャラリーのことは気にしないようにしようと思いました。