お教室のパーティ 第11回 -2013.8.4-
講師作品全体像 Vegetable and fruit carving
今年の春夏、ネオンカラ―、特に蛍光イエローが流行したので、装飾の色を、蛍光イエローにしたかったのですが、すでに去年のパーティで使用していたので、同じイメージを避ける為に、他の色にしなければならないと思いました。 今年お借りしましたラヴィマーナ神戸のレストラン「パチャ」様は、南国風リゾートのイメージでしたので、夏っぽくネオンカラ―のオレンジを装飾に使うことにしました。 また、以前より、額縁を使って絵画のようなディスプレイがしたいと思っていました。今年、飾り付けの什器を探していたところ、大きな額縁が目に入って、「これなら！」と思って購入しました。当初、想定していたより大きなサイズでしたが、使ってみると丁度良い大きさでした。
▼ クリックすると画像が拡大されます。
中央のアレンジ
［ Watermelon, Watermelon radish, Beetroot carving ]
中央は、黒皮のスイカです。雲をイメージした模様にしました。中央に延びたパーツは、モコモコとした丸いパーツと切り離さずに続いています。(ひとつ飛ばしの尖ったパーツは、続いていません。)ピンクは、紅芯大根をカービングしたバラ。赤はビーツをカービングしたダリア。こちらの紅芯大根もビーツもとても大きく、迫力のある作品になりました。私の手の大きさと比較してください。
左のバスケット
［ Watermelon and Watermelon radish, carving ]
中央は、スイカにバラの花とつぼみをカービングしました。他の４つの丸彫りの作品が、抽象的なデザインになったので、ひとつは「花」とはっきりわかる模様にしたかったことと、やはりバラが好きなので、オーソドックスですが、こちらのデザインにしました。
右のバスケット
［ Yellow melon, Japanese radish and carrot carving ]
中央は、黄色い皮のメロンです。雲、ハート、エンジェルをイメージしたデザインにしました。白は、裏側から彫り始める巻きバラ。オレンジは、にんじんで芽が出た野菜をイメージしました。 こちらのデザインは、まだ私がカービングを勉強していたころ、ホテルのイベントで来日したタイ人のシェフの方に教えていただいたものですが、タイ語で名前を書いていただいたのですが、メモを紛失してしまいました。しかし、それ以後、このデザインを他で見ることがありません…。
左のスタンド
［ Watermelon , Japanese radish and carrot carving ]
中央は、黒皮で、果肉が黄色いスイカです。買い物に行った際、初めて見た種類のスイカでしたので、面白いと思ったのですが、皮が硬く、持ち上げるデザインにしたのですが、皮に柔軟性がなくて、うまく反り上がりませんでした。いつもは、ワイヤーで2cmくらい持ち上げるのですが、ビーズを挟んでなんとか果肉から離したような状態です。 白は、大根をカービングしたプルメリア風の花。オレンジは、にんじんをカービングした小花です。
右のスタンド
［ Honeydew melon,carrot and Beetroot carving ]
中央は、ハネデューメロンで、風をイメージした作品です。ちょっと「嵐」に近いイメージです。外側は、雷のような流れと勢いのあるイメージにしました。オレンジは、にんじんをカービングした花。赤は、ビーツをカービングしたバラです。
ソープカービング(エクリュ・ハート)
［ Ecru heart soap carving ]
中央のデザインは、右のスタンドのハネデューメロンと同じデザインですが、素材が違うので、深さと大きさが異なります。メロンとソープでは、かなり印象が異なりました。
ソープカービング(ラベンダー)
［ Lavender heart soap carving ]
中央は、ソープカービング(エクリュ・ハート)と右のスタンドのハネデューメロンと同じです。模様の始めが難しいデザインです。
ソープカービング(イエロー)
［ Yellow open work heart soap carving ]
ソープを薄くして、ハートのパーツをくり抜きました。裏側のビーズが透けて見えるようにしました。