2007/5/10 木曜日

紫のにんじんの料理(ピクルス)

Filed under: カービング, 料理 — mtd @ 22:49:22

少し前にブログに書いた紫のにんじんをカービングしてみました。

金時にんじんよりも繊維が硬くて、カービングするには手ごわい素材でした。

繊維も粗いので、あまり細かいカービングはできません。

紫色をしていたのは、皮のあたり3mmほどだったので、

そのあたりを切り落としてしまえば、ほとんど普通のにんじんと変わらない

オレンジ色になってしまいましたが、ほんの少し外側に紫色が残りました。

このにんじんを甘酢に漬けてみました。

murasakicr04.jpg

すると、紫色だった色素が酢に染み出たようで、

漬けていた酢の色が真っ赤になりました。

カービングしたにんじんも真っ赤に染まり、まるでビーツ(紅い丸大根)のような

深い赤になりました。

もともとのにんじんとあまりにもイメージが変わったのでびっくりです!

味は、なんと、赤ワインのような風味がありました。

赤い色は、赤ワインと同じポリフェノールなのかもしれません。

歯ごたえは、“かなり” 硬いです。

歯の悪い方には無理かもしれないくらいです。

ですが、その硬さがとても心地良く、私は美味しいと思いました。

煮ると少し柔らかくなりますが、色が退色してしまって薄い色になり

あまりきれいではありませんでした。

味も酢に漬けたときのワインのような風味もわからなくなり、

濃いにんじんの味がしました。にんじんの苦手な方はダメかもしれません。

紅心大根と同じように、煮て食べるより酢に漬ける方が

色がきれいに出るし、歯ごたえも良いと思いました。

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