2008年パーティにて受講生の方の作品2
こちらは、S様の作品です。
左手前は、カワズウリ。薄い緑と濃い緑のタテストライプの皮をしたウリです。
中央は、モーウィという、外の皮は茶色で、ガザガザしています。
内側の果肉は、薄い黄色い色をしたウリです。
S様は、毎年珍しい素材のカービングを披露してくださいます。
下に敷いたゴージャスな葉っぱが全体の印象を引き締めていて、
夏らしさと涼やかさを感じる作品です。
葉っぱをカービングした野菜にプラスすることで、作品として空間を表現し、
ひとつにまとめるという効果を示した模範的なディスプレイです。
後ろのソープのブーケは、一つの石鹸を切り分けて作られたものだそうで、
1輪が大変小さなものです。
器や葉っぱとのバランスがよく、コンパクトながら美しくまとまっていると思います。