豊乃荘さまでのお食事
先週、受講生のお一人のご実家「豊乃荘」さまで、同じ教室の方々と
お昼を頂きました。
おばあ様、お母様、お姉さま、Sさまと女性3世代でやっていらっしゃいます。
前回初めておじゃまして、女性の料理人さんらしい繊細で優しさの感じられる
お料理がとてもおいしく、今回も期待しておじゃましました。
今回は、春の季節の最後のお料理とのことで、山菜を使ったお料理が中心でした。
頂くのに夢中で、お料理を最初に出してくださったときにしか写真を写さなかった
ので、一つ一つのお料理が見えにくいのですが、左上の小皿には、たけのこ、
つくし、わらびなどのお料理と、初夏を感じる小アユのお料理が盛り付けられて
いて、季節感を感じました。
また、アナゴの身を三つ編みにして、フキに巻きつけてあり、初めて見た細工
でしたので驚きました。
Sさまのお母様がお作りになったそうで、生のまま身を切り分けて編み、
浅い(お出汁の量)で炊かなければ、実が丸くなってしまうそうで、
浅い水量で炊くそうです。
他にも色々とお話を伺い、細やかな気遣いでお料理されていらっしゃると
思いました。
「新しい素材をみつけると、どうやって料理しようかとワクワクします。
夜皆が寝静まって、2時ごろに色々やっています。」とおっしゃっていました。
私も次の日のレッスンの見本は、ダイニングのテーブルで作るのですが、
台所から家族がいなくなって、一人にならないとなかなか集中ができません。
ですので、次の日の見本を作り始めるのは、10か11時過ぎになります。
作るサンプルが多い日は、2時か3時ごろになってしまうことも度々です。
Sさまのお母様のお話を伺って、やはり夜遅くにがんばっていらっしゃるのだなぁと
思いました。
しかし、それを楽しんでやっていらっしゃるご様子に頭が下がります。
上のお料理のほかにも、天ぷら、茶碗蒸し、お吸い物、デザートにメロンと手作りの
和菓子と、大変おいしく頂きました。