野生の白鳥
足立美術館の近くに、「白鳥ロード」というところがあると伺ったので、
行ってみることにしました。
特に看板があるわけでもなく、ただただ田んぼが続く道を行くと、
遠くの田んぼの中に白いものが点々とありました。
写真の下の方に点々と白く見えるのも白鳥です。
あたりに人影もなく、通る車も停まるでもなく、白鳥が自由にくらしています。
近くに行ってみたい気持ちがありましたが、見ていると頻繁に
4〜7羽ほどのグループが、鳴きながら田んぼの上を飛びまわっていたので、
一箇所に留まって見ていても、ちっとも飽きません。
しかも、本当におしゃべりで、 ずっと鳴き声が聞こえていました。
白鳥というと、うちの近くには明石の城跡があって、
外堀に1組だけ白鳥の家族がいて、
水辺で優雅に浮いている姿のイメージしかなかったのですが、
ここではじっと止まっていません。
餌を求めて歩き、飛び、鳴き、 かなり騒々しいのです。
野生のたくましさを感じました。