2007/10/20 土曜日

月餅のアン

Filed under: タイ, 食べ物 — mtd @ 2:47:02

タイから送ってもらった月餅のアンは、タイらしいものでした。

ひとつは、オーソドックスな餡子に塩卵の黄身が入ったもの。

もうひとつは、ハスの実のアン。こちらは白餡のような感じです。

タイでは、ハスの花をよく見ますし、直径1cmほどのコロンと丸いハスの実も

よく食べられています。しかし、レンコンは見かけません。不思議です。

あとの2つはとてもタイらしいアンでした。

ひとつは、ドリアンのアン。

こちらは苦手な方が多いと思います。

生のドリアンを煮詰めて、ジャムよりもっと水分を飛ばし、

硬いゼリーのようになったアンで、生のときのフレッシュな感じが完全に飛んで、

かなり濃厚になっています。

臭いも凝縮されているので、生のドリアンを召し上がる方でも、

これは苦手な方が多いと思います。

とにかく臭くて、とにかく甘いのです。

私は、“なんとか”食べられるのですが、数年前に味見をしたきりなので、

ちょっと怖いです・・・・

ですので、これを頂くのは後回しにしました。

geppe07.jpg

今日頂いたのは、ロンガンとプサーというタイの果物と塩卵の黄身入りの

月餅です。

実は、私も初めて見るアンで、興味津々でした。

ロンガンの果肉は、小さい目のライチの果肉のような感じです。

プサーはナツメの一種だそうです。

切ってみたところ、黒くて小豆のアンのように見えました。

食べてみると、干しぶどうのような味でしたが、もっとあっさりとしていました。

甘さも控え目で食べ易かったです。

卵の黄身もパサつかず、アンと一緒に頂くと濃厚になり

一段とおいしく感じました。

タイのお菓子は、甘味が強いので、正直なところあまり好きではないのですが、

この月餅は、あまり甘くなく、好みの味でした。

タイ人の方の味覚も変わってきているのかもしれません。

タイでも「辛いものが苦手。」と言う方も増えてきていますので、

甘すぎるものも控える傾向にあるのでしょうか。

コメント (0) »

この記事にはまだコメントがついていません。

コメント RSS

コメントをどうぞ

Copyright(c) Mango Tree Decoration all rights reserved