アユタヤの洪水
連日、タイのアユタヤの洪水の被害のニュースが流れています。
タイでは洪水は、頻繁に起こる災害で、首都バンコクも例外ではありません。
街は、洪水対策を考えた作りになっており、バンコクの大きなショッピング
センターは、大抵道路より階段を上がって、少し高い位置に作られています。
地下鉄に降りて行く階段も、数段ですが、道路より階段を上がってから
降りて行くような作りになっていて、洪水を考えてのことだと聞いています。
↑こちらは、私が1995年にアユタヤに行ったときの写真です。
当時は、デジカメの時代ではなかったので、フィルム写真をデジカメで
撮り直して載せたものです。(以後の写真も同様)
旅行社のツアーに参加するのではなく、路線バスでバンコクからアユタヤに
行きました。旅行社に申し込んでいれば、恐らくアユタヤのツアーは
洪水の為に出ていなかったと思いますが、私たちは、自分たちだけで
行ったので、アユタヤが洪水になっているとは知らずに出かけてしまいました。
乗った路線バスが、突然止まり、乗客に降りるように言っているようでした。
その当時、タイ語をまだ勉強していなかったので、訳もわからないまま、
国道のような、何も目印のないような道に降ろされてしまいました。
「駅はあっちだから」と指さされる方を見ると、道はすっかり洪水で、写真の
ような状態でした。タイ人の人に、そこを通って行きなさいというような
ゼスチャーをされたので、仕方なく積まれた土のうの上を歩きましたが、
暫くして土のうも埋まり、水に浸かって歩くことになりました。
友人が歩いていくのを、後ろから私が写真を撮ったものです。
当時は無知だったので、言われるがままに水に浸かって歩いて行ったの
ですが、今は、極力お勧めはできません。
この時は、何も問題なかったのですが、数年後、水かけ祭りに行った際、
掛けられた水が不潔だった為、気づかなかったのですが、目に入って
しまったようで、その後、数日大量の目ヤニが出たことがあります。
もし、皮膚に傷などがあって、雑菌が入ったら、病気にかかるかもしれ
ません。
日本では、なかなかない状況ですし、現地の方が水の中を歩いているし、
少し興味も湧いて、同じように入ってしまうと、病気になる危険性があります。
今では、絶対に水には入らないと思います。