タイ料理:ラープ・ムー
こちらは、先日のタイフードフェアで出ていた、「ラープ・ムー」という料理で、
一般的なタイ料理のひとつです。
ラープと呼ばれる和え物には、素材違いでさまざまな種類がありますが、
ラープ・ムーが最も一般的かと思います。ムーとは、豚のことで、豚のひき肉を
メインに、小玉ねぎのスライス、ミントなどの香草を加えて、ライムのしぼり汁と
ナンプラーで味付けした、さっぱりとした味の和え物です。
食べたときに、特には感じないのですが、この料理の特徴は、米粉を炒った
ものを加えていることです。
日本人に好まれるタイ料理のひとつで、私も友人とタイ料理を食べに行くと
誰かが必ず頼んでいて、気がついたらテーブルに並んでいます。
こちらは、タイの東北地方の料理で、東北地方の料理は、とうがらしの辛みが
強いことが多く、この料理も本場のタイで食べるとかなり辛いものです。
この写真のお皿は、オレンジととうがらしを使って、かわいらしく盛り付けされて
います。
実質3人で、毎日80人前近くのタイ料理を作っていたそうで、「時間があったら、
綺麗にお皿に盛りつけるんだけど・・・・」とシェフがおっしゃっていましたが、
ラインチタイムの第一番目に並べられたお皿には、このように盛り付けにも
手を加えていらっしゃいました。