パッションフルーツ
こちらは、パッションフルーツです。
パッションフルーツの原産国は、南米だそうです。
タイでもありますが、“すごく”一般的かというと、そうではないかと思います。
私の「香りが好きな果物」と言えば、グァバとパッションフルーツです。
グァバは、カットする前の皮からも甘い香りがしますが、パッションフルーツは、
つるんとした硬い皮をしていて、カットしてない皮からは、香りはしません。
しかし、半分にカットすると、なんとも言えない甘くて爽やかな香りが
ふわっと立って、思わず目を閉じてしばらくそのトロピカルな香りを楽しみます。
大きさは、テニスボールを若干小さくしたくらいで(左は、私の握り拳です。)、
右のように皮がシワシワになったら食べごろだと言われていますが、
中央のものもすでに食べごろだと言われました。
今回購入したのは、沖縄産のパッションフルーツです。
こちらは、半分にカットしたところです。
1cm弱の大きさの黒い種を黄色い果肉が覆っていて、スイカの種より少し小さい
くらいの種なので、食べるには大きいと感じるかもしれませんが、種のまま頂き
ます。
種は堅い目で、パリパリと破裂音がするくらいですが、心地よい歯ごたえです。
オレンジと桃、レモンが混ざったような味で、酸味があります。
香りが良いので、単独で食べるより、ジュースやお菓子に他のフルーツとミックス
して加工されることが多いようです。
子供の頃、学校の帰り道にあるお宅の垣根に、「時計草(トケイソウ)」の蔦が
絡んでいて、不思議な花が咲いていました。その花を見るのが楽しみで、
時計草の花が大好きになりました。
その後、パッションフルーツが、時計草の果実だと知って驚きました。
私にとって、時計草、パッションフルーツは、思い入れのある植物です。