ラプソディ・オブ・ザ・シーズ
5月11日、バハマ船籍の「ラプソディ・オブ・ザ・シーズ」が神戸ポートターミナルに
入港しました。
神戸入港最大の大型外国客船(78,491総トン)で、“これまで神戸港に
入港した客船の中で最大であったクイーン・エリザベス2(70,327総トン)を
しのぐ”とのことでした。
ポートライナーに乗って、船が泊っているポートターミナルの駅に近づくと、
電車の窓から、巨大な船の姿が間近に見えてきました。
こちらの船のことを知らないと思われる電車の乗客が、電車の窓一杯に
大きく写った船を目にして、 「おおおー・・・・・」というような低い感嘆のうなり声を
上げました。
ポートライナーは街路の上を走行していて、地上より高い位置に目線がくるの
ですが、船のデッキの高さが電車に乗っている乗客の目線と同じくらいの
高さに見えたので、船の高さが高いことは容易に想像できました。
こちらの写真の左端が、送迎デッキで、ここから写真を撮りました。
船体が大きいので、デジカメの画面には収まりきりません。
船の下側中央に、出入り口があります。(白い三角のパラソルがあります。)
人が数名乗り降りしていました。(黒い点のようにしか写っていませんが)
乗客はすでに観光に出かけたのでしょう、船には数人の乗客が見えただけでした。
船は、外装の整備や水の補給などを静かに行われていて、まるでエステに行って
全身のケアをされている最中のように、整備士の人達に身をゆだねているような
脱力感を感じました。ほっとリラックスしているようです。
船が寄港したときは、神戸の街中には乗客らしき外国人の姿に出くわします。
今回も街中で外国人観光客の姿をちらほら見かけました。
「あの船で旅をしているんだなぁ。」と思うと、羨ましくなりました。