2010/5/31 月曜日

タイカービングコンテスト優勝!

Filed under: カービング, 生徒さんの作品 — mtd @ 22:46:19

2010年5月8日、大阪の咲くや此の花館で行われた、第2回タイカービング

コンテスト、フルーツカービング部門にて、受講生の志摩 英之さんが、

ゴールドアワードを受賞されました!

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左は、タイ人のチャート先生、志摩さん、私、タイ人のジャムノン先生です。

こちらは、授賞式が終わった後、タイ人の先生に、「こちらが私の生徒さんで、

今日、ゴールドアワードを受賞されました。」とお伝えし、記念撮影をして頂き

ました。

当日は、私も審査員として参加しておりましたが、7人の審査員が採点にあたり、

最高得点と最低得点は削除され、5人の平均得点で審査されます。

私は、公平な審査を努めましたし、私の他の審査員の方々の評価が揃わない

限り、この結果にはならなかったと思いますので、私にとっても大変名誉なこと

でした。

授賞式が終わるまでは、審査員の方々に私の生徒さんであることは伝えており

ませんでしたので、授賞式が終わった後に、先生に紹介したときは、先生方も

大変喜んでくださいました。

志摩さんは、こちらのコンテストに参加されるにあたり、残り2カ月をきった

頃からは、どんなに忙しくても毎日練習してくださったそうです。

努力なしには、結果は出ないと思います。おめでとうございました!

2010/4/27 火曜日

食べるフルーツカービング

Filed under: カービング, 食べ物, 生徒さんの作品, 料理 — mtd @ 1:47:32

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私は、「食べるカービング」を提唱しています。

イチゴが手に入る時期に行っているレッスンが、こちらのフルーツのプレートです。

(写真は、受講生の方が作られたものです。)

レッスンの時間内で召しあがって頂くので、中央に盛ったアイスクリームが

解けないうちに、お皿をお借りして写真を撮りました。

オレンジとイチゴは、それぞれ2~3回程度ナイフを入れる簡単なものですが、

少し手を加えるだけで、見た目に豪華な一皿になります。

やはり食べられるのは、楽しいですね。盛り上がるレッスンです!

2010/3/29 月曜日

額作品1

Filed under: カービング, 生徒さんの作品 — mtd @ 0:27:15

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2010年5月8日に、大阪カービングコンテストが行われるのですが、

ソープのコンテストに挑戦される方と共に、額の作品作りをされた方のご紹介を

したいと思います。

自由にお好きな作品を作って頂きましたので、皆さまそれぞれ個性的な作品を

お作りです。

こちらは、I 様の作品です。

真上から撮影したので、作品の奥行きがわかり難いのですが、こちらの額には

2cmほどの厚みがあります。大きさもA4サイズで、近くで拝見すると、なかなかの

存在感がありました。

黒をバックにされる方は少ないのですが、エキゾチックでもあり、不思議なメルヘン

の世界のような作品でした。

2010/3/23 火曜日

タイカービング検定試験

Filed under: カービング — mtd @ 1:46:29

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2010年10月21日に、日本タイカービング協会主催の検定試験が行われました。

私も実行委員の一人として行って参りました。

受験生の方々の真剣なまなざし、しんと静まってナイフで切っていく音だけがする

部屋、何かに熱心に取り組み、習得することの素晴らしさを感じました。

検定試験なので、エンターテイメントの「楽しい」という意味ではないのですが、

カービングの「穏やかだけれども心躍るような楽しさ」を、再認識することができ

ました。

場所は京都で、私は阪急電鉄で最寄りの「西院(さいいん)」駅を利用しました。

この西院は、私のカービングの先生、トゥクタ先生がお住まいだったところで、

生徒だったころ、先生のお宅にもおじゃまし、1日中レッスンを受けていたことが

ありました。

何日も通った駅で、懐かしかったです。十数年ぶりに訪れたのですが、

そんなに前だったとは感じられず、つい数年前だったように思います。

時の経つのは早いですね・・・・

2009/12/26 土曜日

YouTubeにカービングの動画をアップしました。

Filed under: カービング — mtd @ 22:44:50

YouTubeにカービングの動画をアップしました。

http://www.youtube.com/user/mtdmango

自分がカービングしているところを客観的に見たのは、

この動画を作る作業をしていたときが初めてでした。

改めて見てみると、技術的な未熟さが目について納得できず、

1か月ほど作業が中断しました。

動画を作成しようと企画したのは、9月でした。

スイカの画像を作りたかったので、スイカが手配できる時期までに

制作を始めたいと思いました。

撮影時期は、スイカの季節が終わる時期、大根の画像も撮りましたが、

大根も旬の時期ではありませんでした。

どちらの素材も大変硬く、スイカの皮を剥いたり、大根の輪切りをしたりする

段階から、もたついた手つきになっています。

お恥ずかしいですが、是非ご覧ください。

 

2009/12/21 月曜日

紫微星(しびせい)様に伺いました。

Filed under: カービング, 料理 — mtd @ 1:35:04

大阪の天満駅すぐの中国料理店、紫微星 様に食事に伺いました。

この度は、特別に野菜彫刻をお願いし、オーナーの徐(じょ)さんが腕を奮って

くださいました。(徐さんは、野菜の細工を、「野菜彫刻」とおっしゃいます。)

まずは、オードブル。大皿の中央に、大根1本を使った鳥の彫刻が活き活きと

飾られて運ばれて来て、美しいその姿に大興奮しました!

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↑手前のお料理は、乾し豆腐の和え物で、麺のようにコシがありました。

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こちらのお料理は、「ミルクの揚げもの」だそうで、クリームコロッケのような

感じなのですが、もっと生クリームに近い甘い味付けで、お菓子のような

フリッターでした。初めて頂くお料理で、興味深かったです。

こちらのお料理には、大きなにんじん1本を使った、雄鶏の彫刻が飾られていま

した。

繊細な細工で、足の爪やくちばしなど、カッコいい姿。徐さんのセンスが伺えます。

徐さんの細工は、大胆でありながらも繊細な美しさがあり、カッコいいのです。

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こちらは、魚のチリソースに添えられた、にんじんと大根の菊です。

生姜の土台に串で挿されて立体的に飾られています。

このような高さを出す飾りつけは、中国の野菜彫刻らしいです。

花びらが深く切り込まれていて、立体的で完成度の高い仕上がりでした。

この後も、にんじん1本を使って彫った金魚や、かぼちゃを丸ごと使った器に、

料理を入れて出してくださいました。

野菜彫刻が運ばれてくる度に、その素敵さに感動しました。 お料理のお皿に

乗ってくる彫刻を見ると心が躍ります。

お店は、顔なじみのお客様が多く来店されていたようですが、皆様も徐さんの

彫刻を見るのは初めてのようで、「すごい!」と驚いていらっしゃいました。

最後には、徐さんが、金魚の彫刻を実際に彫って見せてくださいました。

私が尊敬するカービングの一流の方々は、皆様熱意をもって取り組んでおられ、

その姿勢を目の当たりにすると、素晴らしいなぁと思います。

お忙しい中、今回の為に、時間をかけて細工してくださったと伺いました。

大変嬉しく思います。ありがとうございました。

2009/12/6 日曜日

Wさま父娘のりんご

Filed under: カービング, 生徒さんの作品 — mtd @ 0:42:20

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毎年12月に行っている、りんごのキャンドルホルダーの課題です。

リンゴの中身をくり抜いて、模様をカービングし、完成したら中にキャンドルを

入れて灯します。

部屋を暗くすると、写真のように温かな赤い色合いになり、明るい部屋で見る

印象とガラリとイメージが変わります。

暗い冬の夜ほど美しく灯る、冬の季節にぴったりの課題です。

写真は、w様お二人の作品で、左がお嬢様、右がお父様のりんごです。

最初は、お嬢様が習ってくださっていたのですが、暫くしてお父様もお越しください

ました。

とてもクリエィティブなお二人で、こちらのりんごも基本のデザインをお教え

しますが、お嬢様はどんどんオリジナルのデザインを加え、かわいらしい作品に

なりました。

私も、受講生の方の作品から刺激を受けて、「がんばろう!」と奮い立つの

ですが、こちらの作品もそのように感じた素敵な出来栄えです。

また、お父様は、大変熱心にご自宅でも練習してくださっているご様子。

お出かけのときもナイフをお持ちくださり、時間があれば取り出して

カービングしてくださっているとのこと。楽しんでカービングしてくださっている

と伺うのが、私にとっては一番嬉しいことです。

カービングは、ナイフを入れる角度を理解するのが難しいのですが、アドバイスの

通りにナイフを進めてくださり、さすが、練習の成果が出ていらっしゃいました。

熱心にご自宅でも練習してくださる方は、確実に上達が早いです。

私は、結構技術的に上達して頂きたいという気持ちが強くて、技巧的な

アドバイスに偏りがちで、あまり受講生の方をお褒めすることが少ないのです・・・

実は、そのことを申し訳なく思っているのですが、口には出しませんが、

ご自宅で練習してくださり上達されていらっしゃる方は、確実にわかります。

受講生の方を拝見して、努力は確実に実を結ぶのだと思います。

2009/11/2 月曜日

タイフードフェアが終了しました。

Filed under: カービング — mtd @ 0:51:45

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スイスホテル南海大阪で行われていたタイフードフェアが11月1日に終了

しました。後半は、ほぼ毎日ランチタイムに伺いました。

入り口の外側に、タイをイメージしたボードや、テーブルが置いてあり、

私が彫ったカービングを、毎日1個ずつ、この入り口のテーブルに置いてください

ました。毎日私の作品が、入り口のテーブルの上に増えていきました。

毎朝、ディスプレイされたテーブルを見て入り口をくぐるときは、幸せな気持ちに

なりました。

最終日には、上の写真の左から4つ目までが私の作品になりました。

外の目立つところに飾ってくださったのは、タイ人シェフの方々の気遣いに

違いありません。

この度来日されたタイ人スタッフの方は、4名でしたが、タイシェフ協会会長の

ジャムノン シェフとカービングを担当していた若い女性のシェフが、私を大変

大事に扱ってくださり、その影響で、他のお二人も好意的に迎えてくださいました。

タイ人の方も、日本語の敬語と同じではないのですが、丁寧な言葉遣いがあり、

今回、その丁寧な言葉遣いをしてくださったのに驚き、申し訳なく感じたほどです。

スイスホテルの方々にも、毎朝デモンストレーションの為のテーブルのセッティ

ング、ディスプレイとカービング用の野菜や果物の準備等、お世話になりました。

また、私が伺っていた日には、毎回受講生の方や知人の方にお越し頂き、

大変嬉しく、心強かったです。

イベントに参加するのは、やはり不安な気持ちがありますので、顔見知りの方に

お運び頂くのは、かなり嬉しいことなのです。

皆さまにお礼申し上げます。

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2009/11/1 日曜日

パパイヤのディスプレイ、上か下か・・・

Filed under: カービング, 珍しい野菜 — mtd @ 20:59:25

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31日は、青い(熟れていない)パパイヤを用意してくださったので、パパイヤの

カービングをしました。

上の写真は、パパイヤが自然に生っているいる状態の向きで置いています。

写真のパパイヤの上側に茎があって、ぶら下がっています。

私は、どうしても、この「茎が付いていた部分を上側にして」カービングをしてしまう

のですが、タイの方は、茎がついていた方を下側にしてパパイヤを置きます。

毎回、そのことを忘れてしまうのです。

今回も、私は、茎の部分を上側にしてカービングをしました。上の写真の向きです。

カービングがある程度終わったとき、タイ人スタッフの方に手渡してお見せすると、

「きれい〜」と言って、上下反対にして見たのです!

その姿を見た時、「あ〜、またやってしまった!!」と気がつきました。

慌てて、上下反対に持って、残りのカービングをしました。

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それが、この上の写真です。

なんだか自分では、微妙に落ち着かない出来となりました・・・・

パパイヤが手に入りにくいので、期間があいて、次回パパイヤのカービングを

するときに、忘れないように覚えておかなければいけません!

2009/10/31 土曜日

スイスホテル南海でのデモンストレーション

Filed under: カービング — mtd @ 0:01:41

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今日は、スイカがあると言ってくださり、スイカのカービングをしました。

タイ人シェフの方が、「タイでは、スイカは、20バーツ(約60円)よ!」と言って

おられました。

スイカの旬の季節ではないせいか、少し果肉が軟らかくなっていて、立体的な

デザインにしたために、少し折れかけてしまいました・・・

黒く見えているのは、種で、種の周囲は、果肉が粒状になっているので、

細工の部分が折れ易い(取れ易い)です。

しかし、市場では普通サイズのスイカを見かけなくなっている時期なのに

スイカをカービングさせて頂けるのは幸せです。

ビュッフェのタイ料理も毎日メニューが変わっています。

タイ人シェフの方も、「いい素材を使っているから、おいしい。」とおっしゃって

います。

強すぎる味付けではないので、日本の方でも食べやすいと思います。

お昼ごはんは、ランチタイムの営業が終わった後に、タイ人の方々と

一緒に頂いていますが、辛いのが好きというタイ人の方が自分用に作った

1人前のお料理を、昨日、半分私にくださいました。

私に分けてくださった皿だけにも、とうがらしが6本も入っていて、昨日は、

私が「泣ける。」と言いながら頂いたので、今日は、私の方には、4本にして

くださいました。(本場の辛さには慣れているので、4本なら大丈夫です!)

日本のタイ料理店ではあまり見かけない料理も毎回1〜2皿出ています。

私は、それが楽しみで、シェフに料理の名前や使われている材料を

聞いたりしています。

日本では、なかなか手に入らない素材を使っていたりします。

皆さま、是非この機会にお運びください。

11月1日(日)まで、デモンストレーションに行かせて頂くことになりました。 

 

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