2008/7/2 水曜日

2008,6,28日本丸一般公開ーバウスブリットー

Filed under: — mtd @ 0:06:59

今回のイベントでは、六隻の船が体験航海をしていました。

私も乗船してみたいと思ったのですが、午前中しかいることができないので、

1時間の体験航海をしてしまうと、他に船を見ることができません。

どうしよう・・・と迷っていましたが、9時過ぎに会場に到着し、乗船受付の列が

できていたのでスタッフの方に伺うと、すでに午前中の乗船受付は

終了してしまったとのこと!

さすが、熱心なファンの皆さんが大勢いらっしゃるのですね。(笑)

今できている列は「午後の受付の為」とのことでしたので、

諦めて日本丸の一般公開に向いました。

日本丸は9時より一般公開をしていて、体験航海はありません。

前回の一般公開のときは、午前中のみ船の内側も公開されていたと

聞いたので、今回も公開されているかと期待したのですが、内側は公開されて

いませんでした。

現在は、実習生の方々の乗船はなく、船の上にはボランティアの方がちらほら

いらっしゃる程度でしたので、かなり静かな見学となりました。
bausb110.jpg

こちらは、船の先端のバウスブリットです。(船の要所には部位の名前や説明

をしたプラカードが下げられていました。)

日本丸の作りは、海王丸とほぼ同じ。

「5月に行われた海王丸の“登しょう礼”で、Kさまのお嬢さまが先頭に立って

号令をかけたチアリーダーをここでされたのだなぁ。」と思うと、

足場だと思われるところなどをじっと見つめました。

改めて感心するばかりです。

2008/7/1 火曜日

KOBE 帆船フェスタ 2008

Filed under: — mtd @ 2:06:54

〜KOBE 帆船フェスタ 2008〜ふねふね大集合  in 神戸港

というイベントが6月28日(土)に行われ、行って参りました。

船が停泊していたのは、三宮と元町の中間辺りにある突堤で、

イベントは、9時〜16時まで。

幸か不幸か、この日は午後13時〜15時半まで元町でレッスンがあり、

その後、移動して17時より別の場所でレッスンがありました。

レッスンの時間を考えると、 始まる前の午前中のみイベントを見に行くことが

できます。

街中の教室には、大きな荷物を持って電車で通っていますが、

大きな荷物を持ったまま、イベントに行くことはできません。

この日は、特別に会場の突堤に駐車場のスペースが設けられているとのこと

でしたので、好きではない車を運転し、なんとか行って参りました。

zenn187.jpg

こちらは駐車場から見た突堤です。

左より、手前に「青雲丸」、奥に「銀河丸」、

中央左に低く少し先(上)が見えているのが「竜王2」、

中央右が小さな帆船「あこがれ」、

右奥に「せっつ」、右手前に「日本丸」 の7隻が停泊しています。

特に手前に泊っている日本丸のマストは高いので、国道を運転中にも見えました。

画像で見ると、遠方に船が停泊しているように見えますが、

実際には手に取るように近くに見えましたので、車を運転しながらも

早く近くで見たい気持ちでテンションが上がりました!

2008/6/7 土曜日

OCEAN HIGEAY

Filed under: — mtd @ 2:58:37

NHK高松支社での期間限定のカービング教室が無事終了しましたが、

7月より9月まで、引き続き講座を延長してくださることになりました。

高松では、恐らく初めてのベジタブル・フルーツ・カービングの講座とのことで、

受講生の皆様は大変熱心で、質問なども積極的にしてくださいます。

現在、7月期の募集を行っておりますので、是非お越しください。

ocea105.jpg

さて、話題は全く変わりますが、高松からの復路、明石海峡大橋を渡っているとき、

大型船の姿が見えましたので、慌ててデジカメで撮影しました。

船との距離がかなりあり、望遠で撮ったので、画像が荒くなりました。

帰ってから調べたのですが、こちらの船は、自動車を専用に輸送する自動車

専用船で、“OCEAN HIGEAY” だそうです。

橋を渡ってすぐに私が降りるバスの停留所があり、電車の駅やショッピング

センターの入っているビルが隣接しています。

そのビルからまだこちらの船の姿が見えましたので、急いで撮影したのですが、

走行スピードが結構速くて、もたもたしている間に建物の後ろに隠れてしまい

ました。

oce106.jpg

上に写っているのは明石海峡大橋で、本州と淡路島を結んでいます。

橋の上に点々と写っているのは自動車です。

橋の下の陸地は淡路島で、私は本州側から撮影しました。

すぐ右側にも船舶の姿があるのがお分かりでしょうか?

通常は、右側のサイズの船舶が頻繁に行き来しています。

こちらの自動車専用船の大きさが想像できます。

約3.0万トンで、179mあるそうです。

私の利用する電車の最寄り駅からも船舶が見えるので、昨日仕事に行くときに

海を見ていると、やはり大きな船舶が走行していました。

注目して海を見ていると、結構頻繁に大型船も行き来してることがわかり、

驚きました。

2008/6/1 日曜日

5月30日ばら積運搬船の進水式

Filed under: — mtd @ 23:53:14

ばら積運搬船の進水式が、川崎造船神戸工場で行われました。

ばら積運搬船とは、穀物や石炭、鉄鉱石など荷姿がばらばらで一定していない

貨物を積む船だそうです。

前兆189.90m、幅32.26m、総トン数約31000トンの

ANNA−BARBARAです。

ika109.jpg

こちらは船の船首で、下から見上げています。船から20mほどしか

離れていないので、かなり近くで見ることができ、迫力がありました。

画像の中央で目立っているイカリは、船を作るときの土台のイカリで、船の上から

ロープで吊り下げられています。

進水した後、土台も船と一緒に海の中に滑り降りて行くので、吊り下げている

綱を外してイカリを海に落とし、土台が流れていくのを止めるものです。

船本体のイカリは、右上のところに少し見えています。

sita107.jpg

こちらは、船の下側です。

大きな鎖は土台に繋がっていて、上のイカリに続いています。

今回は、船首あたりで式を見ていたので、船主(ドイツ人の方でした)がロープを

切り、シャンパンが割れるところも見ることができました。

シャンパンが割れて船がすうっと海に向かって滑り出し、くす玉が割れ、

風船や5色のテープが空高々と舞い上がります。

こちらの風景が大変豪華で感動的でした。
kusu116.jpg

船全体が海に入って暫くすると、上に吊るされていた左右1対の土台のイカリが

上から落とされ、大きな水しぶきが上がりました。

船体が大きくて、近くで見ていると船一部しか見えていなかったのですが、

進水して船が向きを変えたときに初めて全体像を知ることができました。

改めて船の大きさを感じ、素晴らしい仕事だと思いました。

約2ヶ月で船ができるそうで、同じ場所で、来週からまた新しい船の作成に

取り掛かるそうです。

2008/5/31 土曜日

海王丸の出港

Filed under: — mtd @ 23:11:55

sap152.jpg

海王丸が出港するのをサポートするのは、2艘のボートです。

短い距離の間に前後の向きを変えてUターンさせるのです。

停泊しているときは、前方を向いてそのまま停まっていて、後ろ側が外洋の方に

向いているからです。

ロープで船同士を繋いで、ボートが引っぱったり、ときには押したりして

海王丸の向きを変えます。
sendo163.jpg

私が好きな帆船の姿は、上の画像のような縦方向から船を見るときです。

横側から見た姿は、高さと船の長さが調和していて、優雅で女性的な

ゆったりとした優しい雰囲気と安心感があります。

しかし、縦方向から見ると何重にも重なって見えるマストやヤードは重厚で、

威圧感さえ感じられます。

横の幅の狭さに対して、縦に極端に高いので、他の船舶との構造の違いが

際立ちます。

縦方向から船を見る機会は、入港時か出港時の極わずかな時間しか

ありません。

残念ながら、入港してくるところは見たことがありません。

出港の時間は正確に決まっているのですが、入港の時間は予定より“ぶれる”

ので、“港してくる最中”は見たことがありません。

きっとかなり感動するだろうと思います。いつか見てみたいです。

2008/5/29 木曜日

海王丸の登しょう礼

Filed under: — mtd @ 0:48:37

5月28日神戸の中突堤に停泊していた海王丸が出港しました。

ブラスバンドの演奏の後、「登しょう礼」が行われました。

nob119.jpg

号令に従って、実習生がどんどん登っていきます。

一番高いところは45mもあるそうです。

一斉に整列したところは、感動的でした。

tou134.jpg

脱帽して、「ごきげんよう」と3声しているところです。

今年、船の先端(バウスブリット)で号令をかけたのは、なんと女性の実習生

でした!

かっこよかったです!

senntann135.jpg

ひとり、皆の方を向いて帽子を取って号令をかけているところです。

彼女の「ごきげんよう」という声が響き渡った後に、皆が「ごきげんよう」と続けます。

以前、日本丸の実習生に、「登しょう礼」の配置はどのように決めているのか

質問したことがあるのですが、「ここに登りたい人と聞かれて、ハイと手を

上げるんです。」と教えてくれました。

この日、彼女が立候補して選ばれたのかと思うと、熱くなりました。

2008/5/26 月曜日

夕刻の海王丸

Filed under: — mtd @ 0:37:20

大型練習帆船の海王丸が22日から28日まで神戸に寄港しています。

主要国(G8)環境相会合が神戸で開かれるのに合わせての寄港です。

「二酸化炭素を排出せずに航行する環境に優しい船をアピールする為」だとか。

今年はもう帆船の寄港予定がないと思っていたので、大変嬉しく、姿を拝見しに

行って参りました。

lig150.jpg

もう少し早い時間に行こうと思っていたのですが、夕刻になってしまい、

丁度夜のライトアップの準備をしているところでした。

まだ明るいのでわかりにくいのですが、画像の左下辺りにずらっとライトが

並んでいます。

sen157.jpg

乗組員の方が、船の先端に上ってライトの取り付けを行っておられました。

画像の船の先に小さく写っています。(後ろ向きに座って手を少し上げて作業中)

sag153.jpg

下側にネットが張られていますが、命綱なしでの作業です。

慣れておられるのでしょうが、見ているとハラハラします。

メインテナンスをされている方の姿を拝見すると、毎回思うのですが

頼もしいです!

練習帆船を見に行くのが楽しいのは、「乗っている方の姿を頻繁に見かける機会が

あるから」です。

船の上に人がたくさんいて、働いている姿は、ずっと見ていても飽きません。

ただ停泊している船の姿だけを見るよりも、人の姿があるだけで、

ぐっと興味が沸いてくるのです。

クルーズ船で「ただ寝そべって日光浴をしている乗客」を見るだけでも心が

動きますが、働いている人の姿はもっとワクワクします。

特に練習船は、乗組員の方がキビキビとしていて活気があります。

28日(水)には出港してしまいますが、13:00よりセレモニーと「登しょう礼」が

行われます。

機会がございましたら、是非ご覧ください。

2008/5/14 水曜日

ラプソディ・オブ・ザ・シーズ

Filed under: — mtd @ 1:12:47

5月11日、バハマ船籍の「ラプソディ・オブ・ザ・シーズ」が神戸ポートターミナルに

入港しました。

rafro104.jpg
神戸入港最大の大型外国客船(78,491総トン)で、“これまで神戸港に

入港した客船の中で最大であったクイーン・エリザベス2(70,327総トン)を

しのぐ”とのことでした。

ポートライナーに乗って、船が泊っているポートターミナルの駅に近づくと、

電車の窓から、巨大な船の姿が間近に見えてきました。

こちらの船のことを知らないと思われる電車の乗客が、電車の窓一杯に

大きく写った船を目にして、 「おおおー・・・・・」というような低い感嘆のうなり声を

上げました。

ポートライナーは街路の上を走行していて、地上より高い位置に目線がくるの

ですが、船のデッキの高さが電車に乗っている乗客の目線と同じくらいの

高さに見えたので、船の高さが高いことは容易に想像できました。

rapcen92.jpg

こちらの写真の左端が、送迎デッキで、ここから写真を撮りました。

船体が大きいので、デジカメの画面には収まりきりません。

船の下側中央に、出入り口があります。(白い三角のパラソルがあります。)

人が数名乗り降りしていました。(黒い点のようにしか写っていませんが)

乗客はすでに観光に出かけたのでしょう、船には数人の乗客が見えただけでした。

船は、外装の整備や水の補給などを静かに行われていて、まるでエステに行って

全身のケアをされている最中のように、整備士の人達に身をゆだねているような

脱力感を感じました。ほっとリラックスしているようです。

船が寄港したときは、神戸の街中には乗客らしき外国人の姿に出くわします。

今回も街中で外国人観光客の姿をちらほら見かけました。

「あの船で旅をしているんだなぁ。」と思うと、羨ましくなりました。

2008/3/7 金曜日

自動車運搬船、進水式2

Filed under: — mtd @ 0:29:10

tom133.jpg

赤い色の「せり出している部分」は船首の底で、陸地側に向いて停まっています。

進水の作業が始まりました。

船が勝手に滑らないように船を止めておく役目をする「トリガー」をはずす作業を

されているところです。大きな槌(つち)でトリガーを打ち付けると(中央3名の

方の手に槌があります。) 「カンカーン」という木を打った澄んだ音が、冷え切った

周囲に響きました。

すると、すうっと船が海のほうへ滑り出しました。

kus136.jpg

くす玉が割れ、頭上約20mほどの高さから舞い降りたの5色のテープと

色とりどりの風船が飛び上がって行く様は大変豪華で、待っている間に

体が冷え切ってしまった辛さと引き換えにできるほどの感動でした。

sai40.jpg

左は、進水式の仕事をされていた造船所の方々です。

また、右側は黒くてわかりにくいのですが、自衛隊の潜水艦で、修理の為に停泊

していたのでしょうか。その上にも造船所の方々が、ずらっと並んで進水式を

見守っていました。(点々と並んでいる影がそうです。)

実際に仕事に携わった方々の感動はどれほどのものでしょうか?

こちらの船は、3ヵ月で組み立てられたそうです。

帰りには資料を展示してある部屋も見学しました。

素晴らしい技術に圧倒させられました。

2008/3/6 木曜日

自動車運搬船、進水式1

Filed under: — mtd @ 1:51:15

三菱重工業神戸造船所の自動車運搬船進水式見学会に行って参りました。

船の名前は、“AQUAMARINE ACE”(アクアマリン・エース)。

全長200m、幅約32mで、乗用車を6400台積めるとのこと。

「四角くて大きい!」という印象でした。

私の住んでいるところは瀬戸内海が近く、コンテナ船などこのような大きな船が

遠方に往来するのをよく見かけますが、近くで見るのは初めてでした。

クルーズ船は神戸の観光地に近い港に停泊することも多いですが、

観光目的のないコンテナ船などは一般市民が利用する機会のない港に寄港する

ので近くで見る機会は少ないです。

si1231.jpg
こちらは船首で、陸地側に向いています。

船が大きいので、近くでは全体像を収めることはできません。

右側のクレーンで吊るされているところに乗っているのは、報道関係の方々です。

sin1261.jpg

クレーンで吊るされたまま上に上がる為、かなり横方向(左右)に揺れていま

した。高さは、30m近いでしょうか?めちゃくちゃ怖そうでした!

報道関係の方々のお仕事も大変です。

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